ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

あいづ

2015-12-16 15:40:56 | 日記
昨日は夫の叔父さんの話を書いたが、叔父さんが家に来る数日前からずっと頭に浮かぶ言葉があり、それが気になっていたのだが、なんとなくそれが分かったような気がしている。

自然に頭の中に浮かんでくる言葉とは「会津」だった。

「あいづ、あいづ」

家事をしていても気がつけば、その言葉が頭の中に響いていた。

実はお姑さんの先祖は会津藩の藩士だったとかで、会津藩解体の時に北海道に渡ってきたそうだ。

お姑さんやその弟である叔父さんは北海道で生まれたのだが、実家にはふるさとから持ってきた鎧兜や刀があったのだとか。

またお姑さんが親から聞いた話では、藩士の子弟である少年たちで構成された白虎隊にも参加した先祖がいるそうだ。

白虎隊についてはドラマなどでも放送されていたようで有名だが、私は観たことはないものの、それはドラマなどで美しく語られるような話ではなく、実際はまったく悲惨な事件だったのではないかと思う。

だって16~17歳の子供が、満足な武器もなく人殺しをするために戦いに行ったのですから・・・死にに行くようなものです。

子供たちは絶対に勝つという気持ちで行ったのでしょうが、本当になんという時代だったのでしょうか。

毎朝、お線香を三本たてて先祖供養をしているのだが、叔父さんに会ってからお姑さんの実家のご先祖さまたちへ向けて手を合わせている。

そして、今朝は大勢の方がいらしたような気がしている。

ところで、お線香を三本たててする先祖供養は確実に亡くなった方々に届いていると思う。

先祖供養は否定しないまでも目に見えない世界についてはとても懐疑的だった夫が、この先祖供養で不思議な現象を目の当たりにしたことがあり、それ以来ほんとうに亡くなった方がやってくるのだと信じるようになった。

そのことについては、今はここに書くことはしないが、それよりももっともっと供養をして早く皆様に楽になっていただきたいという気持ちで一杯だ。

思えば昔、北海道に渡ってきた方は、私の先祖もそうだが、様々な事情から心ならずも故郷を離れなければならなかったという人たちが多い。

だから、その方々の無念さが今も残っているような気がする。

自分に縁のある方からでも、すこしでも供養させて頂きたいと思っている。








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