温泉に行くと、サウナやお風呂に入ってから水風呂に入るというのを繰り返す人をよく見かけるのだが、そういう方は肌が綺麗な人が多いなと、いつも思っていた。
調べてみたら、温まってから水風呂で冷やすと肌の細胞が刺激されて活性化し、肌の若返りや張りにつながるのだとか。
またそれだけではなく、血流が良くなって免疫力や代謝のアップ、疲労回復、自律神経が整うなどなど、様々ないいことがあるらしい。
とは言え、とても水風呂なんかに入る勇気はなく、真冬の最中、しかも雪の降る日に、外の水風呂に入っている人を見ると、修行しているんじゃないかとしか思えなかった。
しかし、温冷を繰り返すことでいろいろな効果があるのなら、ちょっと試してみようかしらという気になった。
というわけで、昨日は日中の気温が24度と高かったこともあり、いつも行く温泉で試すことにした。
ところで、先日書いた腸の具合はオイルを直接飲むことを止めたらもうすっかり良くなって、体調は絶好調!水風呂初挑戦もいけそうな気がした。(懲りないオンナとは私のことです)
ただし、いきなり水風呂に入るのではなく、今回は水を身体にかけるだけで止めておくことにした・・・いろいろと反省することもあったので(汗)
まずは十分に温泉で温まって汗が出てから水風呂へ行き、桶に汲んだ水を足首から先へかける。
かけた瞬間、思わず息が止まったほど水は冷たかった。
それもそのはず、私が行く温泉の水風呂は地下水だそうで、出しっぱなしで流れっぱなしの地下水が、源泉かけ流しのように常に浴槽の外に流れ出しているため、外気温が高くなっても水は冷たいままなのだ。
水風呂の常連さんに「ここは他の温泉よりも水が冷たい」と教えてもらった。
あまりの冷たさに、これ一杯でやめておこうかなとも思ったが、せっかく挑戦しようと来たのだから、一杯の水浴びだけではつまらないと、修行している気分で5~6杯の水を徐々に体の上に移動させて浴びた。
そして、そのあとに温泉で温まり、また冷水を浴びに行くということを三度ほど繰り返した。
すると、だんだん体の中からポカポカと温かくなってきた。
また水の冷たさにも慣れてくるもので、これなら水風呂の中にだって入れるんじゃないかと思ったほどになったが、やはりここは無理をせずに水浴びだけにした。
そして入浴後。
帰宅してからも体はずっと温かいままで、夜、気温が下がって肌寒くなってきても、寒いどころか汗ばむほど温かかった。
しかし一番効果があったと思ったのは睡眠で、いつもなら夜中に何度か目を覚ますのだが、昨夜は久しぶりに朝まで死んだように眠っていたのが嬉しかった。熟睡したので体調はますます良し。
今までは、水風呂に入るなんて信じられな~いと思っていたが、これをきっかけに、たまに温冷浴をやろうかなと思っている。ただし、体調には十分考慮して・・・
それにしても、こんな他愛のないことが本当に楽しい。
夢中になれることがある、好きなことができるとはなんと幸せな事か。
生きていれば色々とあるが、そんなことはもうどうでもよくなるほど、幸せな気持ちが湧いてくる。最近、特にそう思う。
もらったカーネーション。紫色のカーネーションは初めて見た。
これを見るたびにまた、私は幸せな気持ちになる。