今日はクリスマスイブ。
長女がとても楽しみにしていて「帰って来るまで(夕飯は)待っていてね」と言って仕事に出かけていった。いくつになってもクリスマス好き。。
さて今夜のメニュー。
子どもたちが小さな頃から我が家ではクリスマスイブと言ったらパイシチューが定番なのだが、今年は別のメニューにしようかなと思っている。
ケーキやチキン料理などもあるので、それに加えてパイシチューは還暦を過ぎた夫婦には、ちと重い、、、
長女と次女も大人になった事だし、今年は別のものにしよう。
そこで夫に「何がいい?」と聞いてみた。
すると夫は少し考えて「ちらし寿司がいい」と答えた。
ちらし寿司か、、、クリスマスというよりひな祭りのメニューだなあと思ったら「ばあちゃんが作ってくれたようなちらし寿司が食べたい」と夫が言う。
ばあちゃん、つまり夫の母は、ちらし寿司を作るのがとても上手だった。
ちらし寿司を作る前日から、色々な種類の具材を煮て準備をする。
当日は大きな寿司桶に花が咲いたような彩りのちらし寿司が出来上がって、それがとても美味しかった。
ちらし寿司といえば、ばあちゃんだったので、私がちらし寿司を作ることはほとんど無かったけど、真似して作ってみようかなという気持ちになった。
そこで今朝は、ばあちゃんが作ってくれたちらし寿司を思い出しながら、具材を煮たり海老を甘酢に漬けたりしていた。
ばあちゃんのちらし寿司と同じものができるとは思っていないが、いつの間にか、ばあちゃんから引き継いだな、、と思う。
同じ家で長く一緒に暮らすと、たとえ血が繋がっていなくても、その家の味というものができるのかもしれない。
ところで昨年のクリスマスに、お嫁さんから「クリスマスイブはパイシチューを作りました」と教えてもらった。
「○さん(息子)からの要望で、、、」と聞いて笑ってしまった。
息子の中では、パイシチューはクリスマスに食べるものという刷り込みがされているんだなあ。
息子たちは、今年もパイシチューを食べるのだろうか、、、と思いながらも、引き継がれたことが少し嬉しくもあった。