次女が先週コロナに罹った。
仕事から帰ってきて「のどが痛い」と辛そうだったので、これはもしかしたらと思ったら、翌朝に37.5度の熱が出た。
起き上がるのもつらそうな次女に代わって、検査キッドをもらいに行き検査をしたところ陽性だった。
陽性が分かったことで、私たち家族は濃厚接触者となり、長女は仕事を休んで五日間の自宅待機になった。
次女は自ら隔離部屋にこもると、ラインを通じて色々な指示をしてくれた。
まず一番強く言われたのが、絶対に隔離部屋に入るなということ。(鶴の恩返しか、、、)
とは言っても、どうしても必要な物があって隔離部屋に入らなければいけない時がある。
それを取るためにマスクを二重につけて息を止め、小走りで入って出て、合計30秒でも「何のために隔離していると思ってるの」と次女に怒られた。
「コロナは風邪と同じ」と聞いたので、最初はこれくらい大丈夫でしょ、、と思っていたが、次女が徐々につらそうになってくると、これは罹るとまずいぞと思い始めた。
次女はまだ二十代と若いので、重い症状は出ないのではないかと思っていたが、喉の痛みに始まって腹痛、頭痛、胸の痛みなどが出てきて食欲不振が続いた。
二〜三日は飲み物以外、かろうじて喉の通りがいいプリンが食べられる程度だった。
熱は38度台が二日続いただけだったが、胸の痛みというのが特に気になった。もしも高齢者が罹った場合、命にかかわるかもしれない。
やはり高齢者にはうつさないように十分に気をつけなければいけないと思う。
次女は病院へは行かず、自宅で漢方薬だけを飲んで寝ていたのだが、三日目くらいからお粥が食べられるようになり少し元気になってきたように思う。
しかし元気になってきたら、今度は味覚障害が現れたのと抜け毛が多くなり、同じく症状がつらいインフルエンザとは全然違うものなのだと思った。
というわけで隔離生活五日目の朝、少しやつれた次女がまるで神話の岩戸開きのように隔離部屋から出てきた。たいへんだったね、おつかれさま、、、これで、やっと我が家のコロナ騒動が終了。
家族には今のところ症状が出ていないので、多分うつっていないのではないかと思うが、一応用心しよう。
ところで、コロナに罹っても症状が無い人もいるとか。
次女の様子を見ると、そんな人がいるのかと信じられない気持ちになるが、まだまだわからないことが多いのかもしれない。