市内中心部でサウナのイベントが行われているとニュースで知ったが、街の中心部には滅多に行かないので、どんなイベントなのかよく知らなかった。
ところが、先日帰ってきた長男が、サウナイベントへ行ってきたことを教えてくれた。
長男によると、サウナはビルの屋上などに設置されて、サウナと共に夜景も楽しむことができるそうだ。
入場料が千円と手ごろなこともあって、仕事帰りの会社員や若い人にも人気を集めているのだという。
ビルの屋上などに簡易に設置されたサウナなので、一度に入れる人数が4人くらいのテント型やバレルサウナと言った小型のサウナなのだそうだ。
そこでお客さんは、水着やTシャツ、ガウンを羽織るなどしてサウナに入り、サウナから出たらシャワーで水を浴びて、外のイスに腰掛けて夜景を見ながら「ととのえる」そうだ。
長男のオススメは樽型のバレルサウナだそうで、木の香りがリラックスできてすごく良かったという。
サウナといえば、おじさんやおばさん達の集う場所というイメージがあったが、今サウナは若い人たちにも人気があって、若い女性が一人で来ていたというのを聞いて驚いた。
遠い昔、私がOLだった頃は、若い女性の仕事終わりのアフターファイブは、ショッピングや習い事、はたまた飲みに行くというのが定番だったが、今はサウナという選択肢もあるのか、、、と少し羨ましくなった。
「試しに行ってみたら」と長男に勧められたが、う〜ん、私はやっぱり温泉の方がいいなぁ。そこでサウナがあったら入りたいが、主役はやっぱり温泉の方だなぁ。
というわけで、暇があれば温泉通い。昨日も初めての温泉へ行ってきた。
実は温泉特集をやっている雑誌を買ったら、道内のいろいろな温泉の割引クーポンが付いていたので、最近クーポンを使って、初めての温泉へ日帰り入浴に行くのを楽しんでいる。
でも、行くのに八時間もかかる日帰り温泉には行けない。
道内全域のクーポンが付いていたが、市内か市内近郊の温泉施設に限って行っている。
そして、昨日行ったのも近郊の町にあるホテルの温泉。
周囲は山ばかりだし、ホテルの温泉なので料金設定が少し高めと言うこともあって、きっと空いているだろうと思って行ってみたのだが、予想に反して激混みだった。
洗い場が無いほどの混みようで、こんなに混んでいる温泉は、子どもの頃に行った銭湯以来だと思った。
まさか全員が雑誌のクーポンを使って来ているとは思えないが、寒さが厳しくなってきたせいか、市内や近郊の温泉や銭湯は混んでいることが多くなった。
あまり混んでいる温泉は避けたいが、それでもお湯に浸かる魅力は捨てがたい。
お湯に浸かった瞬間に思わず出る「はあ〜」というため息。ここに幸せ〜という想いのすべてが集約されていると思う。
この「はあ〜」は、いきなりサウナに入っても(私は)出ない。やっぱりお湯だ。温泉だ。
ちなみにお風呂に浸かる回数と幸福感は比例していると、何かの本で読んだことがある。
これは自分の実体験から言って、間違っていないだろうと思う。
お風呂、、、できれば源泉掛け流しの温泉に入って、サウナにも入って、最後は水風呂で締めるというゴールデンコースが、私の幸福感を押し上げてくれていると思う。
あ〜書いているうちに思い出してきた。
「はあ〜〜〜」