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クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

短期宣教レポート☆2

2009-02-27 17:56:21 | 教会生活
東京杉並区井荻駅から、歩いて5分ほどのところに東京弟子教会があります。
そこで短期宣教最初の五日間すごしました。

開拓教会を始めたと韓国で聞いたときに、神様のすばらしいみわざでビルが与えられましたぁ~と先生が証しされていましたが、韓国での準備段階から、金沢先生のバリバリの大阪弁で

「エライ狭いでっけど、だいじょぶでっか。
それから、マー寒いと思いますんで、キャンプマットみたいなの、あったらエエとおもいますわ。
それと、各自寝袋ね。よろしゅうたのんますぅ。
ちなみに、皆、訓練良くできてるメンバーでっか?
文句でるかも分かりまへんけど、どこでも寝られる、どこでも神様のために奉仕できるっていい訓練だと思って、よろしゅうねー」

とのお言葉でした。
教会はすばらしいビルでした。けど、私たちは15人で、縦に長~い教会の会堂に、銀色のキャンプマット(母教会本郷台からの借り物)を敷き詰めて、半分まで女子、半分から男子、ごろごろと芋虫状態で寝ました(私ら滞在期間中は、会堂の床は銀ギラでした)。
一階に男子2人も寝ましたが、ガラスにステンドのシールが貼ってあって、近づいて見れば通行人から見える状態の場所で寝てました。
だけど、だれ~も文句言わないで、本当に良く頑張りました。

金沢先生の奥様は千容子先生とおっしゃいますが、最後に私たちを送り出す時にも、欠けだらけの私たちチームであったにも関わらず、とってもかわいがって下さって、「みんな仲がいいねぇ~本当に良かった良かった!」と喜んで、別れる時には泣いてくださいました。。また金沢先生も大阪時代から短期チームをいっぱい受け入れて来て「こう言っちゃ何だけど、見る目ある牧師や!って、子供らにも伝えといてください」と言われてましたが、むしろ、「いろんなチーム受け入れたけど、ホントエエ方やよ!^^」と…。そしてこんな私らに向かって「来年も来てええよ!」って言ってくださいました。

なんと感謝な事でしょうか。。

日本の牧師先生に「また」、って言っていただける関係を築けたということも感謝ですが、もう一つは…。
韓国の教会の短期宣教というときに、今年は日本、来年は…去年日本は行ったから今度は違う国!となりがちですが、そうではなく、私が目指したり期待しているのは、継続した関係と、継続したその国への奉仕なのです…。ですから、この私の仕える教会が去年、今年と二年連続で日本行きを実現してくださったことも感謝ですし、初めて奉仕した教会で先生といい関係を持てたということもとても感謝でした。

弟子教会では、いろんな人との出会いがありました。
信徒のHさんは、投資コンサルタント会社社長、奥さんはフィナンシャルプランナーとして本も出されているとか。素敵なご夫婦だったんですけど、私たちにたこ焼き、お好み焼き、お饅頭、と色々ご馳走してくださっただけでなく、すごい人たちを紹介して教会につれてきてくださいました。韓国の文部省で教科書を監査している行徳先生という哲学者の方や、韓国のオペラ歌手の方…。
普通では出会えない方たちと一緒に食事をしたり、その後の交わりで、クリスチャンもそうじゃない人たちも一緒に弟子教会に上がりこんで交わったり証を聞いたりしました。
また、金沢先生の働きの方面が薬物中毒者や、不良少年の回復という方に力を入れておられるためもあり、全身刺青の今はクリスチャンの方、とか、麻薬やっていたけど今はクリスチャン、とかそういう方たちとも会いました。

そんな方々と一緒に、荻窪までの往復40分程度の道のりを毎日十字架行進しました。
十字架は二つ。女子用と男子用があり、重さがちょっと違います。下のほうに車輪がついてましたが、肩に入る重みのある十字架です。それを担ぎながら、メガホンで教会の紹介と、イエス様の自慢と、自分の証しなどを話しながら行進するのが十字架行進です。

最初はメガホンを金沢先生が持ちましたが、そのトークにはかなり笑えます。
大阪人ってこともあるのか、
「杉並のみなさん!今日はあったかいですねぇ~おっそこのお嬢さん、就職活動中ですか…?」などの個人的語りかけも含めながら、メガホンで堂々と十字架自慢と教会紹介と、自分の証しと、説教です。

駅前で私たちがダンスとスキットをしていて警察が来ても「おっどもども。すぐおわりますんで。」
行進を見つめている警察にも「こんちわ~」と言って、韓国人の学生たちには「警察、僕のチング(友達)」とかおっしゃってました。

率直に金沢先生は面白い方なのは確かなのですが、もう一つの面は、明らかに、神様に従う真の弟子であり、十字架を誇りとしていなければできない行為を日々、地道に、一人でも、勇気を持って続けているということです。

伝道の方法の一つではあると思うのですが、十字架行進は、決して心の中に、信仰に対する疑問や不安感があったらできない行為だと思います。
ましてや、このように大勢でやるならまだしも、たった一人でも十字架とメガホンかついで証ししてまわるということは、神様の弟子としての誇りが無ければ決してできません。立派な行為であるとどうじに、私にとって始めての十字架行進は、自己点検のいい機会になりました。

このように地域に知られている開拓教会である東京弟子教会ですが、地域の住民の皆さんとの間には神の平和を保ってたてられており、先生のワンちゃんの里親をしておられる方が信徒になられたり、地域の方々の悩みを聞いて差し上げたりと、個人的な宣教と伝道と、奉仕を熱心になさっていました。

こうした金沢先生の日ごろからのあり方を通して、私たちのコリアンナイトという伝道集会にも多くの方々が来てくださいました。

先生はビルの屋上部分にプレハブをクレーンで上げてそこに家族で住んでおられます。大阪弟子教会では、東京の弟子教会の会堂一個分くらいの牧師室で悠々と説教準備などをされていたそうですが、一から開拓を始められて、今はプレハブ住まいです。

韓国の子供たちと、東京弟子教会を継続して祈り続けることを約束できましたし、私としては、金沢先生の開拓牧会と、弟子訓練、また、証の生活から非常に多くの事を学ばせていただきました。

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1 コメント

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Unknown (こめんと)
2009-02-28 20:53:18
おひさしぶり。
このコーナーではね。
ビジョントリップ、すごはしょっすむにだ。

よるぶん(みなさん)、おつかれをいやされますように。
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