metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

札幌にいます。

2009-09-24 00:16:47 | クリスチャンとしての私
日本伝道会議という7年に一度行われる、日本の教会の今後を考えるカンファレンスに、韓国直行直帰でやってきました。
月曜から、明日、木曜まで。


韓国での生活が長くなってきている私たち夫婦としては、日本人の感覚、牧会の現場の声、近いうちに戻ってミニストリーを始めるであろう、宣教地、日本を知る目的…その他その他で、やってきました。

日本はシルバーウィークということで、お休み中ですが韓国は関係ないので、学校は自主的に休みました。


久しぶりに日本に来て思うこと。
日本語複雑です。

私は日本語を教えるお仕事を専門に勉強したので、分かりやすい日本語というのにこだわる時がありますが、公的な場所で話される日本語というのは、なんて複雑なんでしょうか。

丁寧なのは良いのですが。
「~~という問題の中で~~といったことを初めとする一連の課題に向けて、我々が相互に情報交換をしつつ、考えつつ、検討しつつ、前向きに歩んでいけたらと意見をひとつにした有意義な時間が与えられたことが感謝という以上に何と言うべきなんでしょうか?」(例文)
こういうものは、一体通訳ではどのように訳すんでしょうか。
韓国語は語順が一緒だから良いかもしれませんが、英語の通訳さんは大変でしょう。

あ、これは余談です。


伝道会議は、本当にたくさんの、日本の今を担う働き人たちがいらして真剣に情報を交換していました。

また、同年代で女性でも、ひとつの教会を牧会していたり、しかも信徒さんは皆、年上だったり、教団の任命で田舎で言葉の通じない地方に派遣されたという経験があったり、うーん!本当に頭の下がる神の働き人たちにお会いできました。

日本の社会の背負っている問題は、直、教会の問題、世代の問題でもありますので、それをどういう風に考えるか、いや、私の場合は日本の問題を身近に聞かされる貴重なチャンスでした。

私の立場も、信徒の奉仕者、宣教師、神学生、伝道者夫人、そして後には、牧師夫人になることを考えると、いろんな問題を覚悟しておく必要があります。

今回は特に、家族のフォローアップということでファミリーミニストリーを考えるセミナーに選択で出ました。本当に有意義でした。
教会に来ている婦人の持っている家庭の背景まで考えてケアをする、など、聞いておいて決して決して損にならない大事な体験談、(失敗談を含め)お聞きしました。


懐かしい人との再会もたくさんありました。
お顔と名前を知っていて初めて出会う方も!まじで、あえてうれしすぎです。


日本語は長くなる一方のようですが、私もこの土壌で育ってきたんだなー。。。

私が海外にいたという経験は、簡潔な日本語で、核心を、恵みを、福音を、伝える唇に結びついたら良いなー(しかも日本人の精神性に合わせた日本語で)と感じました。

出会えた皆さんと、与えられた有意義な時間に心から感謝しつつ・・・

日本を愛します。

秋学期

2009-09-15 21:07:45 | 神学校
学校が始まっています。

今学期は、6科目。

今日は
讃美歌学
17世紀の改革神学史
教会の政治
教会論・終末論

木曜日に
牧会学
新訳神学

という風になっています。

大概一学期にお一人くらいは、宇宙人のようなわけの分からない先生が
いるものなのですが、今回は出来るだけ避けたつもりが、結局「教会論、
終末論」の先生が「宇宙人」でした。

「これをもって皆で悩んでみよう」
が口癖で、悩んでいるうちに、何を悩み始めたのか分からなくなっちゃう。

前学期は、「預言書」の先生が「宇宙人」でした。
勉強たくさんなさったことは、もちろんすばらしいし、偉いと思うけど…
この方は「問題提起」で終わっちゃう。

たとえば、ギリシャ語で新約聖書を読む。
ロバの子に乗られるイエス様のところですが、このロバは複数系で書かれて
います。と、言われます。
「えぇー!複数のロバに乗られたイエス様の図は、どんなだったんだろう?」
みんなであれこれ憶測します。
先生の口から出る結論は…
「だから、原文で読まないと見えない疑問があります。皆さん語学は大事だよ。
なので、ギリシャ語講読、ヘブル語講読の時間に来てください!」

こんなことの繰り返しで、疑問を提示されるだけで終わっちゃう連続。
もし「語学が大事だよ」と言いたければ、語学を知ったらこんなにスゴイ
真理が分かる!という益になる例を挙げてくれた方が、よほど惹かれる。


今日は悩みの園に導かれて、大変な二時間でした。
今学期は、悩みを推奨される教会論、終末論に泣かされそうです。


でも、感謝してがんばりまーす★