metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

父の愛が分からない私だった

2007-02-20 11:08:29 | クリスチャンとしての私
私はお人形が大好きだ。
今も、留学先?海外勤務先?にもかかわらず、海外にまでモンチッチをやたらに持ってきてベッドに並べている。
あぁ、かわいい、かわいい。
なんか、生きているものじゃないって分かっているけど対話ができるような感じがする。

小さいとき、かわいがってたお人形が、一時行方不明になった。
ずっと捜してたのに、4ヶ月かそのくらい、出てこなかった。
あきらめていたら、お父さんの紙袋から、ある日現れた。

「あ!そこにいたんだ~」
嬉しくなって走っていこうとしたら、お父さんが私に向かってそれを投げた。
幼い私の心はとても傷ついて、ワンワン泣いた。

かわいそう!痛いじゃない。。。
痛くしちゃダメ!

そういうことが確かにあったの。
それを、ついこないだ、夢で見た。
泣いて、起きた。

うちのお父さんは、私たちを愛してくれなかったわけではない。よく旅行にも連れて行ってくれた。フツウのお父さん以上に、家族サービスしてくれた方かなと思う。
でも、愛情表現は、私の心に来ないものが多かった。
父の愛が分からない私だった。

神様は、神様なので、愛情表現を間違えちゃったり、足りなかったりする事は無い。
でも、私には、天のお父さんである神様の愛がわからない時がある。そして、あまりに大きな愛なので、もし分かってしまったら、気絶してどうかしてしまうくらいだとも、思っている。

父の愛がわからない私。
今も、神様の愛が分かれない、器の小さなめぐみ。

でも、少しずつでもいいから、天のお父さんの大きな愛を、もっともっと知っていきたい。
愛を信じなかった私から、愛を信じて、感じて、受け取れる幸せなめっちになりたい。

父の愛を、もっと知りたい。
愛されている事を、もっともっと感じたい。

今も、とても幸せだけど・・・
神様が知らせようとしてくれている愛の、ちょっとも、分かってないと思うんだ。

心、回復せよ!
愛されるために生まれてきたんだよ。

男性が軍隊に行くと・・・

2007-02-19 11:10:35 | クリスチャンとしての私
今日教会のお兄さんと話をしていて、軍隊のことになった。

お兄さんは教会のセル牧者のそうまとめをしているリーダーです。私の班のリーダーでもあり、私をよくどっかに連れて行ったり、食べさせたりしてくれます。

お兄さんは、正直なところ私よりも聖書の知識もたくさんあるし、牧者としても最高です。どうして普通に会社にお勤めしているのかと思うくらいです。牧師になってもいいのにって感じです。

けれど、お兄さんにはお兄さんの、役割があって、それはとても尊い働きと献身だと思う。生きた社会の中でのクリスチャンだからだ。

お兄さんは、宣教師ももちろん立派だと思うけど、目の前にいて、自分を難しい環境にする人に良く接する事がどれだけ難しいことか、ということを最近思わされているようで、お話してくれる。

神様にたくさん赦されていながら、自分は人を赦せない。

借金がたくさーんある人が、かわいそうに思われて、貸した人間から帳消しにしてもらう。そして道をさらに歩いている時に、自分がちょっとの金額を貸した人に出会う。
彼はたくさんの借金を赦された事を忘れ、取り立てる。
それを見た、彼を赦した人が、お前はたくさん赦されたのに、ちょっとの借りを赦せないのか、って怒って監獄に入れてしまう。
という話が聖書に出てくる。

私たちもたくさん借りを持っていたのに神様に赦されて自由にされて、愛されているのに、人がするちょっとしたことに、心がいらだつ。
お兄さんの今の環境で、そういう人間が近くにいて、いつも自分を試すという。

軍隊に行くと、殴られたり暴力で押さえつけられたり、大変しんどいそうだ。
でも、そんな体験も無駄じゃないよ、とお兄さんは言う。
軍隊に行くまで、自分もなかなかいい人間だと思っていたんだって。大丈夫な人間、ましな人間。。。
軍隊に行って悪い上官に会ったりすると、その人に対して「むっ」という思いが湧いたり、今まで持っていなかった怒りや憎しみが湧いたりしてしまうそうで、そんな時に「自分も思っていたよりいい人間じゃなかったんだな」って思ったのだそう。

軍隊に行って、しんどいから、そこで聖書に出会って、クリスチャンになる人もいると言う。
けれど、軍隊に入って、タバコや酒に逃げ場を見出す人もいると言う。

ふるいにかけるような軍隊。
私には軍隊に入るという経験は無いけれど、ものすごく自分を試す場にも、置かれてきたなーと振り返ってみて思う。
その人たちに、自分がどう接してきたか。
自分がその只中でどんな決断をして生きてきたか。
神様が「よくやった~」ってほめてくれるような生き方ではなかったと思うけれど、神様について来てよかったなって思った。
ついてきて、というより、神様がいなかったら、信仰が無かったら、私もひょっとしたら今はヘビースモーカ~のヤニ~ズかもしれないと思う。うん、多分そうだな。
肌はニコチンでぼろぼろ、目はどんよりで、高いブランド物のバッグや、贅沢で疲れた心を癒そうとする・・・とか?

本当に信じてきて良かったな。

韓国の男性は軍隊に行く。
日本の女性である私には軍隊はもちろん無いけれど、
神様は人一人一人に、等しく試練もくださるな。

軍隊が無かったら分からなかったよ、というその話が、私の人生の中にも、体験があって、お兄さんが何を学ぼうとしているのかが分かる。
私にはその学びのチャンスが無かった、というわけじゃない。
神様は真理を、愛する子供達に知らせようと、一人一人にチャンスを与えてくれている。
私たちみんなで、力を出して真理に向かって走って行きたいな。

今まで通ってきた道、全部感謝です。
いつも聖書の光に照らされて、父なる神様にであう、最終最後の日には、「めっち~良くやったね、ちゅっ」って神様にキスしてもらいたいなっ^^

宣教師の人生

2007-02-01 11:11:36 | クリスチャンとしての私
昨日、私の家である「韓国中央教会 宣教館」の滞在人と、なべをしました。
その人は、もちろん別の部屋に滞在していたんでしたが、韓国人の宣教師さん。日本で宣教していた経験のある方でしたが、じつは、働きの途中で奥様がなくなられたのです。
その後日本を引き上げて、夏に導きを求めて祈祷院に祈りに来ていたその宣教師と、私たちの聖会が重なり、そこで初めて会ったのでした。

その方が夏以降どのように過ごしていたのか知りませんでしたが、日曜日に急に電話が入りました。
「めぐみさん、私今ね、韓国中央教会にいるんですけど、会えます?宣教館にしばらく泊まっていてね~」
「え~私2階に住んでるんですけど?」
「ま、まじで?早く気がつけばよかったね~。。。」

ってな具合で、教会でひさしぶりの再会をして、近況をお聞きしました。
なんと、宣教師さんは、今後キルギスタンに赴く事になったとのこと。そこにいらっしゃる女性宣教師とご結婚されるそうです。
日本語もとてもお上手なのに、50を過ぎてから新たにロシア語とキルギスの言葉を1から学ぶという宣教師にびっくりでした。

昨日はその宣教師の後援会長と宣教師と私の3人でなべをしてみました。純日本式の味で・・・^^
いつもひとりだとなべなんてできなくて。。。
タラをスーパーで買ったんですけど、どうしてかこっちのスーパーって切り身が無い。一匹買ったの。袋の中に黒くて気持ち悪い大きいものが一緒に入っていたんだけど、なんと、卵巣?!タラの卵。。。おいしかったけど、びっくりしました。

昨晩、そのように夕食を囲み、今日、夕方雪が降る中、彼はキルギスに出発していきました。
昨日一緒に市場に行った時も言ってたんだ。
「今日僕ね~すごく泣いた。」って・・・。亡くなった奥さんとの思い出、奥さんの両親との別れ、自分のご両親、そして、ご自身のご子息もここに置いて。。。
宣教者の人生、なんだか、すごく何かが光っていたんです。
持つものも無く、寂しく、孤独で、荒野の道なのだけど、一つ光っているもの。
「この人は宣教師なんだな」って思いました。他のどの立場よりも「宣教師」なのだと…。

一方その方は、後援会の会長さんに、「夏に祈祷院でめぐみさんを見て、私は感動したの」って言ってました。
韓国教会の中でひとりで日本人として奉仕することも易しいことではないと。
私は、何もとりえもないし、天然ボケは外国語で考えるから、ひどくなる一方だから、恥ずかしい言動ばかりだけど…。
でも、みんなに受け入れられて、愛をたくさん貰って過ごしていけるのは、神様が何か私にも「光るもの」を下さっているのかもしれない。な。

今もう、行ってしまった宣教師さん、なんだか泣ける出発だった。感動と、愛と、寂しさと、応援したい気持ちと、祈りたい気持ちと、色々ごちゃごちゃになって…。

日本を今まで愛してくださって本当にありがとうございました。昨日お話した時に聞いた事には、日本で働いていた時には、牧会の傍らで早朝のコンビニバイト、奥さんもずっと生活のために働いていたとの事でした。どんなにか、私の国のために骨折ってくださったことなのか。
でも、これからも神様の働きを一緒にしていくんだからとても嬉しいです。こんな宣教の先輩が、日本の地に労してくださった事を、皆さんも知ってくださり、次の宣教地の働きのためにも祈ってください。