metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

さらんはむにだ~

2007-01-29 11:12:41 | クリスチャンとしての私
韓国語で사랑합니다~ さらんはむにだ は愛してます!の意味です。

1月15日に日本から韓国中央教会に戻ってきた時、管理人の執事さんに、自分の部屋の鍵を貰おうと管理室前でデカイスーツケースと一緒に立っていました。

「早く来ないかな~…疲れたな~…」と思っていたら、やって来た執事さん(50過ぎのおじちゃん)が背後でいきなり
「何の御用で来られました?愛してます!」
(「어떻게 오셨어요? 사랑합니다!」)

きゃ~韓国上陸、教会に戻ってきて即時に愛の告白されちゃった!
や~韓国の人は、感情表現がやはり率直だな…なんて感心してしまいました。

そしたら、実は韓国中央教会の2007年のビジョンが互いに愛し合い仕えあう教会という標語を掲げていて、そこから来る挨拶だった。

決められた挨拶、と言ってしまえば内容が無いようだけど、本当にこの表現するということは、なんてすばらしいんだろう。
「愛してます」って言われて、悪い気になる人は、まず無い。
そして大体はおなじ教会の家族としてこっちも「愛しています」と答えちゃうんだ。
そして、みんなで集まって表現している我が教会は、いまやあちこちで「愛してます」「愛してます」って聞こえている場所になりました。

日本に良くない感情を持っている執事さんが一人いた。
彼女は、私のことは愛してくれたけれど、私を相手に日本が今までいかに悪い事をしてきたかを事細かにいつも説明して、私を納得させようとしていた。事実もあるかもしれないし、事実じゃないものもあるかもしれないけど、何を言っても、動かない固いものを感じた。

その方が昨日「さらんはむにだ~!めぐみさーん、これ日本語でなんていうの?」と聞いてくれて、「アイシテマス」って教えたら、何度も確認をして「ウンウン、分かった~^^アイシテマス」って言ってくれた。

日本嫌いの彼女が、日本語で愛の言葉を覚えようとする。

なんか、とても彼女の心が神様に喜ばれるような気がした。
私は自分が愛されている事も嬉しいけれど、愛せなかった事を、愛するように変えられている、人の姿を見て、とても心が楽になって、ほっとして、嬉しくて、幸せだった。
大きな実りがここに結ばれて、神様のすごい栄光があらわされたのを、このひとりの人の愛の告白から感じた。

さらんはむにだ。

私たちは互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。(聖書)

生命の命

2007-01-03 19:14:19 | クリスチャンとしての私
これをお読みのクリスチャンの皆さんは、聖書を読むときのガイドブックを使っていますか?

私は、日本語で言うと「リビングライフ」韓国語ではこの本は「생명의삶」という本になり、訳すと「生命の命」です。おもしろい題ですな~。

それで、一月のリビングライフ、日本語を手に入れることが出来ず、日本にいる勉強不足を解消するのを兼ねて、韓国語を読んでいます。(韓国では両方一応見ますが、ついつい日本語です。)外国語の方がじっくり読むかも。理解しようとする真剣みが違うな。だから言語を学ぶって意味がある。

さて、一月の箇所は、マタイの福音書から始まりました。
この正月三日間イエス様の系図、誕生を辿っています。クリスマスの感動をもう一度、っていう感じです。

韓国で私は「Nativity Story」という映画を見ました。内容は、イエス様の降誕です。
地味~~な映画でしたが、感動して、イスから立ち上がれないほど最後は泣きました。
韓国人のお姉さん&その彼氏+私の3人で見たのでしたが、見る前には「全部英語で韓国語の字幕だけど大丈夫かな~?」と不安でしたが、言語を超えて語りかけるものが多い映画でした。

どうもその映画は日本には来ないみたい(?)なのかな?

韓国はクリスチャンとカトリック信者が多いのですが、それでもお客の入りは多くはなく、いつ終了するかわかんない状態で、焦って見に行きました。

映画を見て以来、イエス様の降誕までの歴史と神様のご計画と、マリアとヨセフの献身、また、目立たない人ですがエリサベツがとてもステキな人だと新しい発見を得ました。マタイの福音書の系図に新しい意味が見られるようになって、すばらしいひと時を聖書の前に過ごしています。

英語で見ても、十分に意味が通じる映画だと思います。
機会があったら、海外旅行の際などには、DVDとか見かけたら、ご覧になる事をお勧めします!
韓国にいる(戻る)留学生の皆さんは、まだ映画館でやってたら見てみてください。台詞少なくて字幕についていけます。

ところで、この「生命の命」と言う名前の本、クリスチャンの多い韓国にでは駅のキヨスクで買うことが出来ます。私は日本語版を近所の出版社に行って手に入れていますが。。。今日、横浜にあるキリスト教書店まで行って、ようやく見たとき、「あった~」って感じでした。
クリスチャンがもっと多ければ、たやすく「生命の命」を目にすることが出来るのにな・・・。ちょっと寂しいね。
この映画も、日本で大盛況するくらいになって欲しい!

そして私たち自身も命を豊かに持ち、あふれさせる人になっていこう。