metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

幸せ涙

2008-07-28 01:43:58 | 家族の話
彼のおかあさま召天から、もうすでに二週間が経とうとしています。
回復しつつあります。

先週教会学校のこどものキャンプがあって、そこでかなり。

まず一つは、こんなこと言ってはなんだけど、気がまぎれました。

月曜から水曜までは、何か仕事して、忙しくて辛くなって、部屋に戻ってきて、おかあさん思い出して泣いて、自分の幸せ思って、もっと泣いて、なんか、悲しいのと、幸せだった分、亡くなって残念っていう思いもあって、なんか良く泣いてたし、ピアノも弾く気になれず、重要な用事以外は家に引きこもりたい気持ちでいっぱいでした。
木曜の朝からキャンプに行きましたが、泣いていられるわけないですよねぇ。
子供連れて、ものすごいスケジュールで、かわいい子供たちは私をめんどくさくさせるほどに「めぐみせんせーめぐみせんせー」って来てくれて。
幸せでした。

このキャンプでは、大人、教師が、子供に先立ち、積極的に遊び、讃美し、礼拝をささげることで、子供を引っ張ります。
なので、三十路めぐみせんせい・・・水着まで購入して参加しました。

泣いてる余裕があるわけなく、ひそかに讃美の中で感動と、言い知れないおかあさんへの郷愁を感じてましたが、三日間、怒涛の中で、癒されました。

キャンプのめぐみは別の記事で書きたいと思いますが、とにかく、元気になって来れました。

彼は韓国に戻ってきまして、今は、自分は回復しましたが、福岡に独りでいるおとうさんのことを心で心配する時です。
自分が元気になったからって、OKじゃなくて、自分が悲しい時期を通ってきたことを肥やしに、もっと人を気遣う・・・「人」っていうか、大事なおとうさん。気遣える私となりたいです。
神様の愛情を頂いて、深い同情と痛みをもって、新しい家族のためにとりなしの祈りをささげる時としたいと思います。


おかあさんが天国に行って何がそんなに悲しいか。
天国に行くことは、悲しくないはずですけど、涙が出て止まらない理由も色々考えました。
彼の故郷に行って、島の親戚の人たちも出てきて、昔の話しになるのですが、少年だった頃の彼の話もリアルに聞けたりして、やっぱりとても素敵な人だとおもいました。今が素敵な青年であることは、自分が交際してるんだから当然素敵なんですけど、少年の頃から、なんて立派に育ってきた人なんだろうって思うようなことばかりでした。

改めて彼を尊敬もし…自分がこういう人の所にお嫁に行くって幸せなことだと思いました。

少年の彼は、仲の良いご両親の元で大切に育てられ、ご両親は彼の前では決してけんかしなかったといいます。
彼が中学生でキリスト教の信仰をもってからは、筋の通った信仰を守り通して、きっとその姿にご両親も一目置いていたんじゃないかと思います。
遠く韓国に行くことも、おかあさんが納得してくれて送り出してくれたことは、彼の姿勢、息子としての姿勢、また、クリスチャンとしての歩みの姿勢が良かったから、両親が彼を信じて送ってくれたんだと、はっきり分かりました。

その後、両親も同じ神様をはっきりと信じるようになって、クリスチャンになりましたが、おかあさんは彼と同じように筋の通った信仰を守り通して天に召されて行きました。

親としても素敵な方たちで、息子としての彼も素敵で、その愛情と信頼関係を思うと、とてもいい家庭だという風に思えました。
そんな幸せと、別れの辛さと、懐かしさと、その家庭の素敵さと、おかあさんへの尊敬と、彼への尊敬と、愛情と、感動と、もう全部がごちゃまぜになって、涙涙ってなってしまっていたんかなぁと思います。

でもって、その、島(おとうさんの出身)の親戚の人たちは、それはそれで、かなり面白かったです。
葬儀の席で面白いってのも微妙ですが・・・。
まず、言葉がよくわかんない。
方言というより、外国語です。
彼らも「言葉も通じないのに、どこにも行けん」みたいな感じで、船で一時間の福岡を外国よわばりしています。
気質もすごい面白い人たちで、嫁に行く前にこんなに親戚の人に出会って、しかも、まぁ、「メグミチャンメグミチャン」と、歓迎されました。
「次はめでたい事だからな!結婚式楽しみだ。はっは~!」
と言う感じで大笑いされました。

と言うわけで、幸せなのは幸せです。
これからのおかあさんを思い出す涙は「幸せ涙」となることでしょう。

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6 コメント

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^^ (トッポッキ)
2008-07-28 11:00:16
よかったです。。元気になれて。。無理に元気になるのではなく、身近にいた人や動物がなくなって、すぐに元気になる人はいないと思います。。時間が必要だと。。頑張ってね。。
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親戚の人達 (yamadaajyoshi)
2008-07-28 18:21:07
方言を使う人達って、温かみを感じますね^^
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一安心 (@うりぼう@)
2008-07-28 18:30:47
こないだは、落ち込んでいるみたいだったらら心配だったけど、元気になれたみたいでよかった^^

本当に、お義母さんのことを家族として大切に思っていたんだね。そんなめっちのやさしさにも、胸を打たれました。私も、いつか旦那さんができたら、そんな風に思えるかな・・・。

しかし、同じ日本なのに、言葉が通じないから出かけられないって^^;なんか、微笑ましいです♪
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とっぽっきオンニ (metch)
2008-07-28 22:04:26
時間ってすばらしい神様の贈り物ですね。
記憶させ、忘れさせ、思い出させ。。。不思議な道具です。
励ましありがとお~
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あじょしさま (metch)
2008-07-28 22:14:50
私も方言にあこがれています。
昔は東海地域に住んでいました。
そのあと四国横浜と引っ越して、引っ越すたびに、自分が実は方言を話していたんだなぁと知りました。
今では、結局、しらずのうちに身につけていた各地の方言は失われ、横浜の子になりました。

日本を教えるとき方言があるとかなりハンディになりますので、良かったけど、この温かいみを思うと、方言も欲しいなって思います。
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うりぼうさま (metch)
2008-07-28 23:17:18
励まし感謝!
おかあさん^^この方、私に「嫁に来て」っていう負担も与えず、「来てくれてうれしい」っていう喜びを最大限に表現してくださった、世界的に素敵なおかあさんだったと思っています。
私は行くことがゆるされるのみでも感謝でしたが、おかあさんには本当に胸を打たれる愛情を示していただいていました。

彼も、その取り巻く家族も、すべて、祝福に向かっていくよう一層祈っています。

「私の優しさ」よりも、ただただ、私も感謝です。
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