めんのほそ道

わたし龍太郎の日々を記録しています。

欲張り蕎麦@「手打ち蕎麦 和甫」多可町中地区鍛冶屋

2007-12-04 07:06:28 | うどん・そば
前回、大人の遠足2007秋で初めて訪れた「和甫」です。たいへん美味しかったので、これはぜひ新そばの季節に味わいたいものだと話していたのです。

あれから一月半、待ちに待った日が来ました。
ちょうど新そばの季節を迎えた12月2日、メンバーは、いつもの「ころりんの道楽もんのこころだぁ~」のころりんさん、「スカパラ@神戸 美味しい関西 メチャエエで!!」の スカパラさん、「どこ行こ?なに食べよ?」のよんさん、そして「ラーメン・ツケメン・イロンナメン」のなごやんさん、フードジャーナリストのはんつ遠藤さんです。

明石を9時に出発して1時間40分、開店20分前に予定通り到着しました。裏手の駐車場に車を止めて、「和甫」へ。
山間の住宅地の一角、谷川を望む場所に古民家を移設した店舗のロケーションは抜群。
ピーンと冷えた空気が張りつめているなか、しばし開店を待ちます。
定刻に鮮やかなのれんが陽の光にさらされました。新そばシーズンの日曜ということで開店一番のお客さんは多いものと想像していましたが、私たちだけなのは意外でした。

さて、広いが4つしかない卓(相席はなし)の一つに6人で落ち着きます。寒くなって「あつもり」や「鶏汁そば」が始まっており、心を動かされましたが、新そばの違いを味わいたかったので、前回と同じ「欲張り蕎麦」のおろしバージョンにしました。なごやんさん、スカパラさん、ころりんさんも同じ。はんつさんは山芋バージョン、よんさんはさすがトリ好き、鶏汁そばを注文。

そば粉十割なので、もちろん注文が通ってからガラス張り、空調完備の打ち場でのそば打ちが始まります。完璧な条件を作らないと十割で、かつ、こちらのような細打ちは不可能なのでしょう。
茹がくのも、少量ずつのようで、一度に配膳されるのは2人前まで。

新そばは・・・やっぱり食感の違いははっきりとしていました。ピシッとした潔さがあります。味に関してはこないだのほうが甘かったというよんさんの感想がありました。
それにしても、十割なのに非常になめらか、ツルリとして、なにもつけなくても美味しいそばです。
つけつゆは若干濃い味付け、おろしのつゆはダイコンおろしの辛みをそがないよう、あっさり仕上げています。
静かな雰囲気の中、ゆったりした時間とそばを味わう。いきなり、大人の遠足の醍醐味なのでした。



澄み切った青空、凛とした空気がすがすがしいです。



定刻の11時に開店しました。



前回は開け放たれていた縁も閉ざされました。



これをポリポリ食べながら、ゆったりとときを過ごします。



欲張りそば、1200円。



こちらはつけダシで食べるそば。こんもりと盛ってあるので、少なく見えますが、はんつさんが平たく広げたのを見ると(さすがフードジャーナリスト)思ったより量は多いです。



こちら、おろし。ピリッと一本芯の通った味わいです。



最後にトロリとしたそば湯が供されます。 贅沢な時間でした。

このへんです。

「手打ち蕎麦 和甫」
兵庫県多可郡多可町中地区鍛冶屋765-53
0795-32-5560
11:00~19:00
(火)休み

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