くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

アメリカンチェリーと暇な子供の時のこと

2021-07-09 07:39:00 | 日記


デンバーに住むおばちゃんからアメリカンチェリーが届いた。

冬にスウィーティを扱っていた業者が夏にチェリーを用意するというDMを見て注文してくれた。

「くるりちゃんが食べたかったらおばちゃんが美味しいチェリー送るわよ、アメリカのチェリー美味しいよ、チェリー食べたい?食べたくない?」

6月21日で90歳になったおばちゃん。60年以上、アメリカ住まいのおばちゃんの話す日本語はわたしたちとはちょっと違う。

そして。日本でも時期になればアメリカンチェリーは買える。そんなに高くないし、むしろ国産の佐藤錦やナポレオンとかに比べたら断然安い。いくらおばちゃんが安く手に入るとしても、送料を考えたら絶対にこちらで買うより高くつくだろうけれど。ここは甘える。

「食べたい!チェリー大好き!送って、送って!」

5月に発注してくれて届くのは6月末と言っていたけれど、なかなか来なくて。おばちゃんから届いたか届かないか、やいのやいのとメールや電話が来たけれど。届いたら速攻で連絡しますってば。。。

「おばちゃんが間違えて小さいサイズを注文しちゃって、ごめんね。味見程度しかできないから、くるりちゃん、誰にもあげないで独り占めしなさい」

こっそり受け取り、独り占めする気満々で待っていたのだけれど、簡単に失敗。普通にバレた。なぜかっていうと。。。

クロネコがマイケルの在宅勤務日にやって来たから。しかも、親切なクロネコはクールだと早く冷蔵庫に入れろと必ずアドバイスする。

マイケル、開封。そして家族ラインに画像添付。わたしの仕事中、スマホを見られない間にマイケルとミルキーで盛り上がっていた。



少しと言っても少しじゃなかった。どどんと2キロ。独り占めは良くないね。美味しいものはみんなで分けたら、もっと美味しい。

。。。アメリカンチェリーというと、わたしは山口百恵ちゃんを思い出す。昔々、山口百恵ちゃんが、映画のロケ先(確かスペイン)で、アメリカンチェリーをバカ食いしてお腹を壊し、三浦友和さんが介抱したとかいう記事を『中一時代』って雑誌で読んだ気がする。

後に松田聖子ちゃんも映画の海外ロケでバカ食いかバカ飲みして神田正輝に介抱されたような、されないような。

百恵ちゃんと友和は介抱されて仲良くなったのか、仲がいいから介抱したのか。当時はそんな記事からいろいろ思いを巡らせた暇な子供だった。。。