どうもやる気が起きず、出遅れ。Hくんの水中エアロには間に合わず、プールへ行くとHくんはおばさまお二方にバタフライのレッスン中。
わたしの平泳ぎは30分後、少し練習しようと思ったのだけれど、人が多くてノロノロ泳ぎのわたしが入る隙がなかなかできず。ちょっとしか泳げなかった。一応やったけど。
そうこうしているうちに時間が来た。
「くるりさん、こんにちはー!クロールどうですか?」
「20メートルしか泳げなかったんだけど」
(さっき、わたしが半溺れで立ったところ見てたんじゃないの?)
「え?距離が減ってるじゃないですかー!」
(だって、息継ぎをしようとしたら、隣のコースでシャチがジャンプしてるみたいに泳ぐ男のバシャバシャの大しぶきが顔にかかって息継ぎできなかったんだもん。やる気喪失だよ...とは言えず。)
「くるりさん、ちょっとクロール泳いでみてください。25メートルでいいです。」
Hくんの前を通りすぎ、ぱしゃぱしゃ向こうまで泳ぎ着くと、「今日は平泳ぎの前に気分転換、クロールをちょっとやりましょう」だって。
(誰の気分転換じゃい!)
「くるりさん、手を掻くときに左右に少し傾けるというか体を開くと、手数を減らせて、楽に泳げるようになります。ローリングといいます。
呼吸をする右手を掻く時に枕になる左手はちょっと遠くのリンゴを取るようにスイーっと伸ばしますね。その時、掻き手側、右の肩を開くとさらに左手が伸びやすいです。
やってみます。ローリングするのとしないの一回ずつやるんで、ゴーグルつけて見ててください。」
こちらに泳いでくるHくんを潜って正面から見てみた。ぶわーっと泳いで来て怖いんだけど( >ω<)
「わかりました?」
「うーん。なんとなく。あんまりやったらひっくり返って背泳ぎになっちゃいそうだね」
「そんなに天井見るくらいやっちゃダメです。右を開いて正面、左を開いて正面。ダメなのは右開いて左開いてです。正面で伸びないとダメです。正面が長すぎるとお尻が下がってくるんで・・・まあまあ、やってみましょう。」
「くるりさんは呼吸をする右側のローリングはしてますね。左手を掻くときにもローリング意識してください。」
「わかったけど、なんでしないといけないの?忙しいよ。」
「へ?あの、ローリングできると進みが速くなりますし、手数が減ると楽に泳げますし、何よりお水が口に入りにくくなります。」
「お水が口に入らないの?なんでもっと早く教えてくれなかったのよー!」
「なんで?うーん、基本ができていないうちにローリングを覚えても泳ぎがぐちゃぐちゃになるからです。」
「ふーん。」
「ローリングは自然にできる人もいるんですけど、頃合いを見てご案内した方がいい方もいるんで。」
「わたしはご案内した方がいい方なの?」
「ご案内した方がいい方です^^」
「今なの?」
「今です!」
わかったような、わからないようななんだけど、あれだね。イメージとしてはハードルを飛ぶときに練習した腕振りに近い気がする。
まあ、やってみるか。
わたしの平泳ぎは30分後、少し練習しようと思ったのだけれど、人が多くてノロノロ泳ぎのわたしが入る隙がなかなかできず。ちょっとしか泳げなかった。一応やったけど。
そうこうしているうちに時間が来た。
「くるりさん、こんにちはー!クロールどうですか?」
「20メートルしか泳げなかったんだけど」
(さっき、わたしが半溺れで立ったところ見てたんじゃないの?)
「え?距離が減ってるじゃないですかー!」
(だって、息継ぎをしようとしたら、隣のコースでシャチがジャンプしてるみたいに泳ぐ男のバシャバシャの大しぶきが顔にかかって息継ぎできなかったんだもん。やる気喪失だよ...とは言えず。)
「くるりさん、ちょっとクロール泳いでみてください。25メートルでいいです。」
Hくんの前を通りすぎ、ぱしゃぱしゃ向こうまで泳ぎ着くと、「今日は平泳ぎの前に気分転換、クロールをちょっとやりましょう」だって。
(誰の気分転換じゃい!)
「くるりさん、手を掻くときに左右に少し傾けるというか体を開くと、手数を減らせて、楽に泳げるようになります。ローリングといいます。
呼吸をする右手を掻く時に枕になる左手はちょっと遠くのリンゴを取るようにスイーっと伸ばしますね。その時、掻き手側、右の肩を開くとさらに左手が伸びやすいです。
やってみます。ローリングするのとしないの一回ずつやるんで、ゴーグルつけて見ててください。」
こちらに泳いでくるHくんを潜って正面から見てみた。ぶわーっと泳いで来て怖いんだけど( >ω<)
「わかりました?」
「うーん。なんとなく。あんまりやったらひっくり返って背泳ぎになっちゃいそうだね」
「そんなに天井見るくらいやっちゃダメです。右を開いて正面、左を開いて正面。ダメなのは右開いて左開いてです。正面で伸びないとダメです。正面が長すぎるとお尻が下がってくるんで・・・まあまあ、やってみましょう。」
「くるりさんは呼吸をする右側のローリングはしてますね。左手を掻くときにもローリング意識してください。」
「わかったけど、なんでしないといけないの?忙しいよ。」
「へ?あの、ローリングできると進みが速くなりますし、手数が減ると楽に泳げますし、何よりお水が口に入りにくくなります。」
「お水が口に入らないの?なんでもっと早く教えてくれなかったのよー!」
「なんで?うーん、基本ができていないうちにローリングを覚えても泳ぎがぐちゃぐちゃになるからです。」
「ふーん。」
「ローリングは自然にできる人もいるんですけど、頃合いを見てご案内した方がいい方もいるんで。」
「わたしはご案内した方がいい方なの?」
「ご案内した方がいい方です^^」
「今なの?」
「今です!」
わかったような、わからないようななんだけど、あれだね。イメージとしてはハードルを飛ぶときに練習した腕振りに近い気がする。
まあ、やってみるか。