くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

T先生とN先生

2013-04-06 13:11:13 | 日記
ピアノのT先生の、「お世話になりましたお菓子」を買いに行く。娘が12年お世話になった方。独立されたが、娘が通える場所ではないので、三月末でお別れ。来月からは別の先生にお世話になる。
雨が降りそうなお天気なのでデパ地下で用意しようとも思ったけれど、せっかくなので目白の洋菓子店まで散歩がてら行くことにした。美味しいし、高級そうに見えるから(^_^;)

去年の今日は、朝早くに母から電話で、父の病気を知らされた日。肺がんで余命はあまりないような話だった。
確か金曜日で、その日はわたし自身の病院の外来予約が入っていて、その前に新潟から上京していた友人とランチの約束をしていたけれど、どうにも無理そうなのでキャンセルさせてもらった。
どうにか外来には行ったけれど、先生の顔を見ていたら泣きたくなって号泣。先生は自分とは関係のない分野で、びーびー泣いているわたしの話を根気よく聞いて、自分の話をしてくれた。
もうあまりよく覚えていないけれど、先生のお父さんは先生が30才くらいの時に、お母さんはその前に亡くされたそう。どうしてそんな話になったのかわからないけれど、わたしの悲しさに寄り添ってくれたのだと思う。先生は、最後にわたしにこう言ってくれた。お化粧室に言った方がいいですよ、目の回り、すごいことになってます…((((;゜Д゜)))))))
わたしはこの誠実で優しいN先生が大好き。今日は、N先生のお誕生日でもある。
そうして、父はまだ生きている(笑)78才。長生きしてね。