Panasonic ST-G560 チューナー
CDプレーヤーが発売されそれまでチューナーからテープへの録音という時代は終わりを告げたチューナーとして人気が無くなっていった時代の製品が出ていたので110円で購入してみました。1989年製で当時の価格は26,500円です。
安いチューナーですが作りもしっかりとしていてデザインも良い感じです。
ネジを回した跡があります。
安くてもちゃんとF型端子があります。
FL表示は大丈夫なようです。このチューナーは信号強度をdbで表示できます。
ケースを取ったところ。フレキシブルケーブルなどのケーブル類がありません。合理的な設計です。検波方式はクォードラチュア検波です。
ツマミは金属(真鍮?)を使用しておりフライホイールの役割を持たせてあるようです。
基板を外してハンダの薄いところはやり直します。
表示管は綺麗にします。
ミツミ製の汎用4連バリキャップを使用しています。
三菱製 8-bit CMOS microcomputer
調整終了 経年劣化でしょうか同調点などが結構ズレていました。表示がカラーではないシンプルな表示です。
試聴中 聞き疲れしない音でどことなくPioneer F-120に似ているような気がします。Panasonic(Technics)のチューナーの音は「いまいち」という感じでしたがこのチューナーは滑らかな音で良い感じです。
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