へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒某所で隠遁準備中。
性質が頑な、素直ではなく、偏屈でひねくれています。

【覧】我が家の犬と猫!@江戸風生活

2008年10月31日 | 江戸を歩く

我が家の 犬さま 猫さま

 

犬さま 名前? NOV・・・

村松誠 犬カレンダー 2008 11月から

 

ぉ猫さま 名前は・・・神無月

村松誠 猫カレンダー 2008 11月から

 

我が家にある十組のから、お気に入りをご紹介。

NOV・・・神無月!!

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読】江戸の時刻!@時代小説

2008年10月30日 | 江戸を歩く

江戸の時刻

 

江戸の時の呼び方

 

  暦には今でも「(ね)」「(うし)」…という『十二支』と、
(きのえ)」「(きのと)」…という『十干(じっかん)』とを組み合わせて
甲子(きのえね)」「乙丑(きのとうし)」…というように六十通りの『干支(えと)』が
表わされるが、不定時法の頃の時刻方位の呼び方には数字ではなく

十二支が当てはめられていた。

 現代の時計に慣れてしまっているからわかりにくいのだけれど、

の動きで間を計るには、その方角を読むのが便利だったからなのだろう。

(ね)」の方角をにして、右回り十二支を当てはめていくと分かりやすい。


 さらに一刻(いっとき)を四等分して細かく表した。
 例えば「草木も眠る丑三つ時・・・は、
(うし)」の一刻(いっとき)=夜中の一時~三時を4四等分した三番目のところだから、
二時~二時半までの約三十分間ということになる。
 また、一刻(いっとき)の真ん中は「正刻(しょうこく)」という。「正午(しょううま)」は
(うま)」の一刻(いっとき)=十一時~十三時の真ん中だから十二時にあたる。
正午(しょうご)」というのはこの名残だ。

 

 

季節によって時間は変わる

 

  江戸時代の人々は、季節によって昼夜の時間を伸び縮みさせていた。
日の出から日没まで、日没から日の出までをそれぞれ六に分ける。
 昼の時間が長い夏は、昼の一刻に比べ夜の一刻は短い。

逆に冬は、夜の一刻が長く、昼の一刻は短いことになる。

 

 具体的に記してみよう。

 正午真夜中を「九つ」とし、日の出を「明け・六つ」。日の入
「暮れ・六つ」とする。そして昼夜をそれぞれ六等分し、

九つ時から呼称を八つ、七つ、六つ、五つ、四つと減じてゆき、

再び九つから繰り返す。 つまり、一日に九つから四つまでを二度繰り返す。
 
 江戸では一年の内、九ヵ月ぐらいが昼の時間が長いので、平均すると

昼の一刻は二時間十二分、

夜の一刻は一時間四十八分になる。
 
 時計が普及していない当時では、時刻を知るには太陽の高さを見るのが一番で、

太陽の位置と時刻を一致させると、このような時刻制度になる。

 

 道具に人間が合わせるのではなく、人間の感覚に道具を合わせたというわけである。
江戸の人々
は、自然に合った暮らし方を選んだということになる。

 この時刻江戸では鐘の音で知らせた。すなわち「時の鐘」である。
時の鐘は複数の場所に設置され、正確な時報の報知が心がけられた。
 
 時の鐘の中でも、本家本元が本石町の鐘。江戸城内で使用していた鐘を移して時の鐘とした。
ぉえどにほんばし ななつだち・・・お江戸日本橋七つ発ち」で聞く、

七つの鐘はこの本石町の鐘の音であった。(※現在は十恩公園に移築)


 この鐘以外には、『花の雲 鐘は上野か 浅草』の句でお馴染みの上野寛永寺、

浅草辨天山の時の鐘があり、本所入江町、市ヶ谷八幡、目白新福寺、赤坂田町成満寺、

芝切り通しなどに時の鐘が置かれた。

 尚、一日を二十四等分する西洋時刻法が導入されたのは明治六年(1873)のことである。

 

【参考・引用・出典】

歴史地図本 大江戸探訪 大和書房

http://www.daiwashobo.co.jp/

~和時計の暮らし~
http://ammo.jp/monthly/0211/04.html

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【答】これなん~ 火鉢の蓋!@時代小説

2008年10月29日 | 江戸を歩く

 しばち・・・ひばち・・・火鉢・・・

くぬぎ炭
 くぬぎ炭はいわゆる茶道用に焼かれているため、固く締まり、重く、燃える時は静かに、
そして香りの良いくぬぎ炭です。 ゆえに跳ねない、匂わない、崩れない。
 現在の茶の湯の祖 「千利休」 が良しとした焼き方で、今もたんたんと焼いています。

 

 

火鉢用の五徳
『風炉用の五徳』と言いますが、サイズ的には五寸、六寸、七寸あたりまでが

火鉢用の五徳になります。

 見かけの特徴は「ワッカになっている部分」が欠けています。
この五徳の輪の部分の欠けが、風炉用五徳の唯一の違いです。

 

炭入れ

 

火鉢のかぶせでした。       ← 答え

 

 

 江戸生活風に似合う一尺五寸角という小型な火鉢です。
桐素材ゆえの軽さで気軽に移動するのも可能。
今日は居間で、書斎で、食卓の横と、気分に合わせて持ち運び、

場面を変えて愉しんでいます。


 袖付きですが、小型なので真横からみると斬新な印象です。
炉が珍しい円形のため、湯飲みを置いたりする場所があります。

小さな火鉢ひとつで趣ある空間になり、穏やかなくつろぎの時間を

過ごせます。


火鉢の楽しみ方は色々。
鉄瓶をかけてお湯を沸かしたり、網でお餅を焼いたり、
さつまいもを灰に埋めておけば焼き芋が楽しめます。
小鍋立ても時々・・・ですね。

 

換気には十分にご注意ください。( 熱交換換気扇を利用中 )

 

引用:火鉢屋(炭などの購入について)
http://www.hibachiya.com/bio.html

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【問】ふるき もの これなん~?@時代小説

2008年10月28日 | 時代小説

ふるき もの これなん~?

江戸時代は、 各世帯にあったかな~ぁ!?

 

桐製(大きさ:上=60cm角、下=45cm角)

 

しんと・・・ちがった        

ヒント  とりさん と ひょさん(ちょうさんか!)が ・・・ ぃ いるぅ~

 

 

  

 

 

てがかり・・・てあぶり・・・ 

 

なつしばち・・・なつひばち
夏火鉢 ( 伊万里 )

小さな陶器の火鉢は『夏火鉢』とも呼ぶ。


 香や蚊取り線香を焚くのによい小さな小さな
火鉢である。
 もちろん炭火を熾して小さな手あぶりとしても
使える。
以前は水を浸した灰皿を入れていた。

 小振りな炭を熾して、鉄瓶や急須の暖め、保温代わりにしても使える。
五徳を入れる場合は三寸の五徳である。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【歩】王子のきつね!@時代小説

2008年10月27日 | 江戸を歩く

王子のきつね!

 

 JR京浜東北線・王子駅の南側から線路の下をくぐって北側へ出る。
音無川に架かる橋に付近の案内図がある。


 

<名主の滝>
 王子村の名主畑野家が、その屋敷内に滝を開き、茶を栽培し一般の人々が
利用出来るようにしたのが始まりで、名称もそれに由来している。この時期は
定かではないが、實永三年(1850)の安藤広重による「絵本江戸土産」に描かれた
「女滝・男滝」がそれとされ、畑野家が開放したのはそれ以前の事と考えられる。
 その後、所有者が何回か変わって今は東京都が所有し、整備され公園になった。
昼なお暗い木立の中の滝である。男滝、女滝などが有って、そのれは川になった。

 

<王子稲荷>

 王子稲荷神社は今から一千年の昔、平安中期に「岸稲荷」としてこの地に
まつられた神社で、祭神「稲荷大明神」を祀っている。社記に「庚平年中、源頼義、
奥州追討の砌り、深く当社を信仰し、関東稲荷総司と崇む」とあり、平安中頃には
相当の社格を有していたものと考えられる。

 

 

    

 

 <料亭扇屋>
 扇屋は岸町一丁目一番にあり、玉子焼きの店としては江戸時代より続いている。
今は対岸に場所を移して新扇屋ビルとなり、貸しビルとなっているが、
一階に小屋掛けで細々と玉子焼きを売っている。元は対岸に海老屋とともにあったが、
海老屋はもうない。
 落語の「王子の狐」の舞台となった玉子焼きが名物。幕末には外国使臣も招待されている。
 

 

<装束稲荷>
広重の「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」に描かれている稲荷。
大榎(おおえのき)のもとに大晦日の夜に数百の狐が集まって、狐火を燃やす。
農家の人々はその狐火の数を読んで、数の多い時には来年は豊作であり、
少ない時は稲作の出来がよくないと占ったという。

 

「いざあけんゑびや扇屋とざすとも 王子の狐かぎをくわえて」

 

 

 

 

 

【参照・引用】東京都北区王子界隈を歩く
http://inoues.net/club2/oujinokitune.html

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする