演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

2022年05月13日 08時10分46秒 | 読書

山本巧次のタイムトラベル小説。現在8巻まで刊行されていて、今回読んだのは太字で示した以下の5冊だ。1巻はだいぶ前に読んだし、「千両富くじ根津の夢」も過去に読んだような気がするが、ほとんど忘れていたので楽しめた。
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう(2015年8月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤(2016年5月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢(2016年12月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ(2017年10月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ(2018年10月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船(2019年11月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く(2020年10月 宝島社文庫)
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で(2021年11月 宝島社文庫)

パターン的にはいつも同じような、江戸時代ではできない科学捜査を現代と往復することで解決していくというものだが、どんでん返しが2~3回ある筋立てなので楽しめる。推理そのものは、証拠があまり読者には示されないハンデキャップがあるものなので、推理小説と呼ぶにはどうかなと思うが、捕物としては気楽に楽しめる。
年々調子が上がっているのか「北からの黒船」「妖刀は怪盗を招く」は特に面白く読めた。
残り2冊も楽しみだ。



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