講談社ミステリーランド第15回配本の菊池秀行の作品。
あらすじは講談社BOOK倶楽部より
主人公「オレ」は喧嘩の達人の中学3年生。 今日の決闘の舞台は、東京都下SM市にあるSM城の十万石城址、相手は雇われたプロ喧嘩屋2人組ということで、少々分が悪い。てなわけで、「オレ」は退散し城跡の武器庫にうまく逃げ込む。 とそこには、なぜか見慣れた面々が…。
イケメン・丹野、文学少年・能登、そして美少女として名高い斉藤文。みな同じ中学の同級生だ。どうやら、おのおのわけありで、この城跡の武器庫に潜んでいる模様。そのうち丹野が口を開いた。
「ここにはSM一族が貯めこんだ時価数千億円の埋蔵金が隠されているんだ」
一攫千金を夢見て、オレ達の宝探しが始まった!
ミステリーではないですね。完全に冒険ものです。鈴木康士の表紙絵の少女が魅力的なのだが、中の挿絵は手抜きかなと思わせる感じだった。
設定と展開が阿保すぎて、笑えるのだが、子供時代に読むとこれぐらいが、いいのかもしれない。
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