MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

まだ間に合う!読まなかった絵本を今読もう!

2014年02月01日 | 絵本・児童書関係
一昨日から咳がひどく出ており、風邪だろうと思っていたものの
昨日体温を計ったところ39℃もありビックリ!

嘔吐しそうなくらい苦しい咳が出て、OS1(甘くないポカリみたいなもの)を飲んで
水分補給をしているものの、体が熱く、耳が痛く
寒気がすることなどから、インフルエンザを疑い
病院に行ってみたら、やっぱりインフルエンザA型でした。

今まで人生を生きてきて、インフルエンザにかかったことがなかったので
予防をこれだけしているのだから大丈夫!と思っていたものの
インフルの威力にはかないませんでした・・・

「高熱でしんどかったとしても病院に行く」

これに尽きると思いました。


ちなみに、フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』(1)を読み終えました。
息子が小学校の高学年になったら、こういう本を一緒に楽しめるかな?
とワクワクしていますが、息子は読まないかもしれません。

読んでいても難しくなく、物語に吸い込まれていきました。

もう3,4年前でしょうか。
ストーリーテラーの方が、私にこうアドバイスをしてくれました。

「あなたは日本文学よりも、海外のファンタジーを読んだ方がいい」

その言葉が今やっとわかった気がします。
当時は海外のファンタジーは好きではなかったので読まなかったのですが
今回読んでみて、日本文学はドロドロと湿っぽいのに対し
海外の文学はスカッとするような解放感があるので。

小学生や中学生の時に、こうした文学に出合えませんでしたが
今、出合えてよかった!!
これからもいろいろ読んでみたいです。

と言っても、今は絵本を読む割合を増やせたら・・・と思っています。

特に、1歳向けくらいの赤ちゃん絵本は今しか楽しめないと思うので
存分に楽しんでおきたいのです。

小1の息子に読んであげられなかった赤ちゃん絵本を
娘に読んでいると、息子が楽しそうに顔を出します。
二人のお気に入りは、まついのりこさんの『ばいばい』(2)です。

息子が赤ちゃんの頃、良質な絵本をあまり読んであげられなかったけれど
今こうして妹と絵本を楽しんでくれて嬉しい!


下の子が甘えていると、自分も甘えたくて仕方ないようです。
いずれ、甘えなくなる時期がくるでしょう。
それまでは、いっぱい甘えを受け入れていこうと思います。


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【注】

(1)フィリパ・ピアス作、高杉一郎訳 『トムは真夜中の庭で』 岩波書店、1975年 

(2)まついのりこ作/絵 『ばいばい(まついのりこあかちゃんのほん)』 偕成社、1983年。
別館ブログ 「まついのりこ『じゃあじゃあびりびり』他 0歳児に読みたい絵本 」 で少し紹介されている。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆずりは)
2014-02-02 06:12:31
いつも拙ブログに訪問&コメントありがとうございます。
ここ1ヶ月、いろんなことが舞い込んで忙しくしており、更新優先、こちらは読み逃げで失礼しました。
プロフィールも拝見。
私も、専業主婦期間は、MAYUさんと同じような思いを抱えていたなあ、って共感することも多々。
MAYUさんはまだ1才のお子さんがいらっしゃるので、まだまだお世話に忙殺される日々ですね。そんな中で、自分磨きも忘れず、ステキだなあ、って尊敬します。
児童文学や絵本は、大人になって読んでこそ、心に響いてくるものがあると思います。
絵本も然り・・・・幼い頃に読み逃した絵本を、今読んでもたっぷり感動していますから。その感動が、読んでやる私から子どもたちに流れて伝わっているように思えて、読み聞かせはやめられません。
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ゆずりはさんへ (MAYU)
2014-02-04 00:22:26
ゆずりはさん、お忙しい中わざわざ訪問ありがとうございます!
訪問や返信などは気が向いた時で大丈夫ですので、どうかお気になさらずに。
私の周囲は働いているママが多いので、その辺の感覚は多少なりともわかっているつもりです^^

ずっと子育てが中心だったのですが、今年度から児童書関係に力を入れるようになり
このブログも3ヶ月くらい前から頻繁に更新するようになりました。
そうすることでいろいろ自分の勉強したことを振り返っているのです。

いつかはゆずりはさんのように、サッと本を紹介できるようになりたいです。
そのためにも、今は水面下でコツコツ絵本を読んでいこうと思います。
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