MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本は買って家で読む

2014年02月09日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日は娘に絵本を買いました。

これからあと1年読むか読まないかという絵本でも

「人にお勧めしたい絵本だなぁ」
「乳幼児のおはなし会で使えそうだなぁ」
「図書館で借りた時、娘が気に入っていたなぁ」
「これからも読み継がれていく絵本だろうなぁ」


と思うと、私は購入します。

娘には、もうある程度十分と言える絵本の数があると思うので
これ以上買わなくてもいいのですが
私の勉強(教材研究)のために買っているのです。

やっぱり手元にあると、情報量が違います。
絵本が増えると家が狭くなるのはわかっているのですが
一冊の絵本から得られるものは、かなり大きいため
絵本の勉強をしている私は、厳選して我が家に迎え入れるようにしています。

そのおかげか、以前は何がいい絵本なのか、書店で絵本を眺めていても
よくわからなかったのが、最近はその絵本のどんなところがいいのかが
わかるようになってきました。

これは、素材の味や薄味に慣れた人が
濃い味や化学調味料の味に騙されないのと似ています。

あとは、子どもを通じてそうした絵本をかかわったことで
そうした絵本のいいところがよく見えてくるようになってきました。

小1の息子は、4歳くらいの時から読んでいた本を今もリクエストしてきますが
とにかく細かい絵をしっかり見るので、絵本の絵が適当に描かれていたら
すぐに息子に見抜かれてしまいます。

そうした部分もしっかり書いてある絵本だと
息子のような子どもも納得し、筋が通っていることにスッキリするのです。

息子は小1だから、細かいところまで目が行くのかもしれないと思いきや
2歳の娘も絵本の絵は、かなり細かいところまで見ています。
私が気づかないようなところも、教えてくれたりします。

特に、家にある絵本は、文も絵も何度となく読んでいるので
子どももその絵本に対する情報量が半端ないです。

もちろん図書館で借りてきた絵本も、印象に残っているようなのですが
私が子ども達を見ていると、家にある絵本の方が、印象の残り具合が強いように思います。
家にある絵本の方が情報量が多いと思うのは、大人だけでなく子どもにも言えるようです。

しかし、予算やスペースとの関係もあるので
家の絵本だけでなく、図書館の絵本も上手に使って
読み聞かせを楽しむと、いろいろな絵本に出合う機会が作れると思います。

そして、図書館で借りた絵本がとても気に入った場合、
是非手元に置くことを前向きに検討して下さい。
そうした絵本と子どもは、いい関係を築くことができると思うので!

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