MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

家族がホッとできる、図書館リビングを目指して・・・

2017年02月03日 | 絵本とインテリア
今日も午前の家事が無事終わり、絵本リビングがリセットされました。


丸テーブルが真ん中というレイアウト、スッキリしていて好きです。

マンションの共用廊下側の部屋やバルコニーも、
今日は力を入れて掃除したので、いつも以上に気持ちのいい空気が流れています。

といっても、2月に入ってから私の鼻が花粉を感知したので、
掃除の時に、思いきり換気する回数が減りそうなのですが・・・(涙)

昨日、図書館のおはなし会へ娘と行ったときに
絵本や児童書をたくさん借りて帰りました。


図書館から借りた絵本をアピールするのに、表紙の見える絵本棚は大活躍!(1)

小4の息子には、絵本以外に児童書を何冊か借り、
絵本棚にある図書館の本コーナーに入れて置いたところ、
食いつくように児童書を眺め、

「ママ、この本、この間のオリンピックのことが載っているね!2016年12月の本だよ!!」

本の奥付をみながら、興奮する息子。

「そう、出てばっかりだよ。好きそうな内容だったから、借りてきたよ。」

と、私が答えると、

「やったーっ!!」

と、息子はおたけびをあげていました。

どうやら我が子は、自分のために親が何かをしてくれると、とても嬉しいようです。

私の中では、子どもの本を選ぶことは、料理を作ることと似ています。

自分が作りたい料理や、食べてほしいと思う料理を選ぶのでなく、
子どもが喜ぶ料理を作るのです。

なんでも好き嫌いなく食べてほしいけれど、
まずは好きな料理を作ることで、子どもの希望を満たすよう、心掛けています。

幼稚園や学校では、好きではない食べ物も多く出てくるので、
せめて家では、今食べたい!と思うものを作ってあげたいのです。

本選びに関しても、親が子どもに読ませたい本という視点でなく、
子どものことを考え「この本はきっと喜ぶな!」という視点で選ぶと、
かなりの確率で気に入り、読んで(眺めて?)くれます。(2)

学校では好きではない国語のお話も嫌がらずに勉強しているので、
家でくらいは、楽しむ読書をしてほしいのです。

私はリビングに本があれば、図書館リビングになるわけではないと思っています。

図書館リビングには、子どもたちとの本に関する会話なども、
含まれていると思うのです。

緊張感のある静かな空間でなく、リラックスできる空間の中でなされる会話が、
子どもと本をつなぐのではないかと・・・

部屋の見た目がなんとなくきれいならいいのではなく、
その部屋をどんな空間にしたいか(どんな空気が流れてほしいか)を考えると、
部屋作りがどんどん進むと思います。

子どもも大人もリラックスできる空間を、私なりに考えていたら、
今の図書館リビングができあがりました。

子供の成長時応じて、個室が用意されると、
リビングの役割も変化していくと思いますが、
家族がホッと一息つける空間に、今後もしていけたらと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ 
↑ みなさんの応援が大きな励みになっています。少しでも記事が参考になりましたら、お好きな方をポチッとお願いします。

にほんブログ村 (バナーをクリックすると、安全なサイトのランキングにとびます)

【注】

(1) 過去ログ 「やっぱりあるといい!表紙の見える絵本棚」 参照。

(2) 過去ログ 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」 参照。

【今日(&昨日)読んだ本】

★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「この本は絵がカラーだが、文章が横書きなので、岩波少年文庫のほうが読みやすそう。」(児童書)

★ 中川李枝子 作 /中川宗弥 絵 『ももいろのきりん』 福音館書店、1965年。
「最近、小1の子が読む児童書が好きな娘。幼稚園児でも大人に読んでもらえれば楽しめる本。」(児童書)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿