先日「
絵本が大好きだった息子は今・・・」という記事を書きました。
その続きのような記事です。
今日中2の息子が、学校から書くように言われている、計画ノートに今日やったことを書いていました。
いろいろ書いてあったのですが、簡単にまとめると、
「今日は『空想科学読本』読んだ。理科が好きなので、中2になって元素記号が出てきて嬉しい!」
といった内容でした。
最近息子は元素にハマっており、元素クイズを出してくれと私に言ってきます。
元素に興味を持ちだし、元素を勝手に覚えだした矢先に、学校の理科の先生から、元素を覚えてくる課題が出たのです。
(といっても学校は休校中なので、家で覚えるという課題ですが)
息子は
「やった~っ!!元素だ!!」
と喜び、今まで以上に、張り切って覚え始めました。
幼稚園の頃から図鑑が好きで、中学生になっても、小学館のNEOなどの図鑑を広げて、
じーっと眺めている息子・・・
図書館で借りてきた、漫画タイプの元素の本には全く興味を持たず、
元素の図鑑を眺めて「これいいよねぇ」とつぶやいた息子・・・
昔からマニアックなところがあるとは思っていましたが、現在もその傾向は強く、
小さいころから理科が大好きで、小学館のNEOの『科学と実験』を何度も読み、
夏休みの自由研究は、いつも理科の実験ばかりでした。
スポーツばかりやってきた子なのに、なぜ理科好きに育ったのかはわかりませんが、
彼にとって、図鑑の存在は大きかったように思います。
私は読み物には興味を持たず、図鑑ばかり眺めている息子を見て、
大丈夫なのかと心配になったことが多々ありましたが、
パッと開いて好きなところを拾い読みできる図鑑は、
わかりやすい写真も載っており、文章短かったので、息子の知的好奇心を刺激したようです。
図鑑は場所をとるし、もう処分してもいいのかな・・・
と思ったこともありましたが、娘も図鑑好きですし、息子は時々手に取っていたので、
場所はとるけれど、もう少し置いておこうと思いました。
今思うと、図鑑を手元に残しておいて、よかったです。
最近は幼稚園ぐらいで図鑑に興味を持ち、小学校低学年ぐらいまで図鑑に夢中になりますが、
小学校の中学年を過ぎたころから、読み物へと移行していきます。
その読み物への移行が息子の場合なかったので、私は心配しましたが、
彼の興味はファンタジーなどの物語というよりは、
ニュースや理科の実験などにあることが、だんだんわかってきました。
私がどちらかというと、物語よりもノンフィクションを好むのと、
似ているのかもしれません。
人にはそれぞれ好みがあって、そういった好みや興味のあることを、
大切にしてあげることが大事なんだなぁと最近思います。
これからも、この手の分厚い本を買うことになるのか・・・
と思うと、場所もとりそうで、狭い我が家の場合、置き場所の確保が大変そうですが、
その手の本なら喜んでほしいと言ってきそうなので、今後も買う機会を作りたいと思いました。
最初は図書館などで、お試しで借りて様子を見ることが多いのですが、
借りた中の数冊、気に入ることがあります。
それを私に対して「この本すごく面白い!!」などとは言ってきませんが
(親が借りてきた本を素直に面白いなんて言いたくないのだと思います)
家にあると、私が知らないところで読んでいたりするのです。
買ったけれど読まなかった・・・と思いこんでいた本も、
実はもうすでに読んでいたということも多く、息子が読んでいたことを
私が知らなかっただけということもありました。
そういった意味では、家に本があると、子供の知的好奇心を刺激したり、
子どもの可能性を伸ばすことがあると言えるかもしれません。
長い物語をよく読む息子の友達を、羨ましく思ったりしたこともありましたが、
息子は息子で知的好奇心を刺激されながら、すくすく育っており、
そのことに私が一番気づいていなかったのかも・・・と最近思いました。
今後も増え続ける本の置き場を、なんとか確保したいです。
【今日(昨日)読んだ本】
アンドリュー・クレメンツ 著/田中奈津子 訳 『こちら『ランドリー新聞』編集部』講談社、2002年。(児童書)
「最近寝る前に毎日リクエストされる本。小学生のおすすめの本によく出ている。奥が深くて面白い学校モノ!!」
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