つい最近、ブログ記事の最後に今日読んだ本をメモしておくようにしたところ(1)
読書のモチベーションに繋がり、「今日は何を読もうかな?」と思うようになりました。
それまでは読んでも漠然としていたのですが
奥付を見ながら読んだ本をパソコンに打っていくと
黙読の時は見落としがちだった、作者や画家のことがインプットされていきます。
読み聞かせの時、私は作家や画家の名前を毎回読むのですが
黙読の時は読まないので、写真絵本なんかは、誰がどの作品の写真を撮ったかなど
ごっちゃになりがちだったので、頭の中を整理するいい機会になりました。
絵本を年間100冊読むのが目標だったのですが
この調子だと割と早い段階で目標を達成できそうな気がします。
絵本の勉強をしているのだから、読み聞かせでよく使われる絵本や
定番絵本などを優先して読もうと思ったのですが
あまりそうしたことにとらわれ過ぎると、読書が楽しくなくなると思い
その時の気分などで読むようにしています。
こうして読んでみると、本を読む子供も気持ちがわかり
親に「この本を読みなさい」と言われた本よりも
自分が選んだ本の方が読みたい気持ちが強いのは当然なのだと思いました。
自分が読みたいと思った本には、惹かれる何かがあるわけで
惹かれる何かは本を開くきっかけに繋がり
本の中身の面白さは、本を読み進めるパワーに繋がります。
だからなおさら、大人は子どもが自分では手に取らないような本を
子どもに知ってもらう、きっかけづくりをする必要があると感じました。
家での読み聞かせもボラも、子どもに本の楽しさを知ってもらうのに
とてもいいことだと思っています。
自力で読むことも大事かもしれませんが、とりあえず小学校低学年などのうちは、
本って面白い!!本が好き!!
と感じることができたら十分なのでは私は思うのです。
良質な読み聞かせ体験をたくさん積むことももちろん大事でしょうが。
本を読むことが苦痛だと続かないと思うんです。
楽しいからまた読みたくなるので、長い目で見たら
楽しい読書や読み聞かせは、本への親しみに繋がるでしょうし。
私も、良質な絵本や児童書をたくさん読みたいと思う反面
必ずそうした絵本を読まなければと思うと、読書が楽しくなくなるので
しばらくは興味や関心をベースに、楽しい読書を続けていこうと思います。
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【注】
(1)過去ログ
「【管理】読んだ本を記事の最後に入れることにしました」 参照。
【今日読んだ本】
丘修三 作、かみやしん 絵 『ぼくのお姉さん』 偕成社、1986年。
「障害を持つ子どもを描いた衝撃的な児童書。大人にも読んでほしい。高学年向け。」(5/50 児童書)
まど・みちお 詩、南塚直子 絵 『キリンさん』 小峰書店、1998年。
「まどさんの詩を紹介するのにオススメ!詩も絵も素敵。」(13/100 絵本)
楚山いさむ 写真・文 『イソギンチャクのふしぎ』 ポプラ社、2013年。
「いろいろな種類のいそぎんちゃくが載っている写真絵本。キレイ!」(14/100 絵本)
ひがしちから 作・絵 『ぼくのかえりみち』 BL出版、2008年。
「低学年の男の子に読んでもらいたい1冊。子ども目線な絵本。」(15/100 絵本)