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ロンドンから徒然に

119、911、999、112

2010-04-30 | Weblog
 周囲をscaffoldで囲まれて随分経つのに、フラットの修繕は遅々として進まず、このままで本当に予定通り終わってくれるのかなと気がかりです。
 それにしても100年以上も前に建てられた建造物が溢れるロンドン市内では、こうして定期的にあちこちを修理しながら保存してきたんですね。

 地震がない国だけに、そちらの心配はないのですが、火災なんかはどうなんでしょう。
 以前の住居にいた時に、お向かいの建物の屋根裏から真夜中に火が出て、あの時は本当に怖かったです。幸いたいしたことはなかったみたいですが。

 実は今度のうちのすぐ近くには消防署があります。たまに訓練中の姿を見ますが、中には女性隊員もいるみたいです。



 ところで消防(や救急)の電話番号を知っていますか?
 そう、日本では119ですね。今は殆どの電話がプッシュ式ですが、ダイヤル式だった時に、早くかけられる1を2回続けた後、最後に最も時間のかかる9を回させ、その間に気持ちを落ち着かせる意図だったというのを聞いたことがあります。

 ところがこれが、アメリカでは911(昔シンディ・ローパーの曲で覚えました)、イギリスは999なんですよ。
 上の説が正しいとするなら、アメリカではまず気持ちを落ち着かせた後に早く行動し、イギリスでは気持ちを落ち着かせる時間を長く取ったということになるのかな(笑)

 またフランス、ドイツ等ヨーロッパ諸国は112が多く、この番号は90年代初めにEUが採用したため、実際には加盟しているイギリスでもこれが999と並んで使えるようになっています。

 こうやって書いている時は覚えていても、実際何かあった時に冷静に対応できるかどうかが問題ですけどね。

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