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ロンドンから徒然に

古田の行方

2007-09-24 | スポーツ
 何を隠そう、ジャイアンツ・ファンです。だから今シーズンはここに来てけっこう応援に熱が入っています。しかも優勝を争う相手が阪神、中日となるとなおさらです。
 でも、今日は負けてしまいました。どうにも直接対決に弱い癖は治らないようです。

 このセ・パ両リーグの終盤の盛り上がりにもかかわらず、一般の地上波のチャンネルでは放送がありません。昨年のあまりにも低い視聴率に、今年は放映権を放棄した局が多かったようです。
 なのに、どうして僕は毎晩巨人戦を観ているかというと、これがケーブルTVの専門局なんですね。この他にもチャンネルを選べば殆どの対戦を観ることが可能です。たとえ優勝争いの蚊帳の外にいる広島・ヤクルト戦だったとしてもです。

 で、そのヤクルトの古田が監督を辞任し、現役も引退します。
 憎たらしいほど素晴らしい選手が敵軍にいると、その選手のことは敵味方を超越して好きになるものですが、古田なんかはまさにそんな選手のひとりでしょう。リードの上手さや盗塁阻止率の高さという捕手としての卓越した技術の上に、大学と社会人を経験してのプロ入りにもかかわらず2000本安打を記録するバッティング。その上、例のストライキを率いた時の選手会長としての毅然とした態度とその上で見せる人情味。彼こそまさに理想の監督になるだろうと誰もが予想したに違いありません。
 でも、今シーズンもこの結果では、彼の性格として責任を取らざるを得なかったのでしょう。ただ、安倍首相とは違い、このタイミングの辞任ならまだ次のチャンスが絶対にあると思います。何年か外で勉強して、また戻って来て欲しいものです。

 ところが一方で政界進出の噂もあります。普通なら、また人気取りかと絶対反対なのですが、もしかして古田なら、その他大勢のタレント議員とは違って、政党の幹部にまで登って実質的に活躍するんじゃないかな、なんてことも考えてしまいます。
 さて、どうするのかな?

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