ここ数年(つまり僕がここに住み始めてからの年月ほぼ全て)ロンドンはある意味ずっとオリンピックという照準に向けて動いていたような気がします。
関連の設備はもちろんのこと、あちこちで新しいビルの工事や街の再開発が続き、毎週末地下鉄の補修で不便を余儀なくされ、リーマン・ショックの後でさえ、オリンピックさえ来れば経済も持ち直すに違いないという根拠の薄い期待に支えられ、アンチ・オリンピックの人達でさえ(最初は殆ど皆そうじゃないかと思えるほどシニカルに見えましたけどね)ある種の寛容が見て取れました。
そういった長い準備期間にもかかわらず、いざ本番が来てしまうとそれこそ一気に駆け抜けてしまったような気さえします。パラリンピックも終わりました。
僕はというと、7月に入って以降何故か色んなことが公私共に重なって、土・日をまともに休む時間さえなく、夏休みも取れないまま、 寒い上に雨の多い異常気象に負けそうになっていました。
このままではオリンピックの思い出が何もなくなってしまう、と少し焦りもあって、わずかな時間ではありますが、雰囲気だけでもと出かけたのがチケットの必要のないマラソン観戦。
最初ビッグベンの真下に陣取ったのですが、初めはあの複雑なコース(同じ場所を何度も走る)の内容を知らなかったので、ゴールに近いはずのそこに時間的にはすごく早くランナーが現れたのに驚きました。あれだけカーブが多い道は走りにくいだろうな。
さて、色々と批判があったように、TVで見ると空きが多く見えるのにソールドアウトばかりのチケット。実際殆ど売り切れの表示で、買えるのはごく限られた競技だけ。
その中のひとつが女子フットボール(サッカー)。一つには予選がロンドン市内でなく、地方都市で行われたこともあるのでしょうが、やはりまだ男子と比べると馴染みが薄いということもあります。
ともかく全部調べてみると、ウェンブリーで行われる決勝戦のチケットも買えます。さぁ、どうする?なでしこは見たい。でも今から決勝戦進出を信じて買ってしまうのは賭けでもあります。
いいか。願掛けの意味も含めて買ってしまおう。
で、結果は皆さんご存じのように大正解。
長くなったので、続きはまた!(今更古い話なのに恐縮ですが)
関連の設備はもちろんのこと、あちこちで新しいビルの工事や街の再開発が続き、毎週末地下鉄の補修で不便を余儀なくされ、リーマン・ショックの後でさえ、オリンピックさえ来れば経済も持ち直すに違いないという根拠の薄い期待に支えられ、アンチ・オリンピックの人達でさえ(最初は殆ど皆そうじゃないかと思えるほどシニカルに見えましたけどね)ある種の寛容が見て取れました。
そういった長い準備期間にもかかわらず、いざ本番が来てしまうとそれこそ一気に駆け抜けてしまったような気さえします。パラリンピックも終わりました。
僕はというと、7月に入って以降何故か色んなことが公私共に重なって、土・日をまともに休む時間さえなく、夏休みも取れないまま、 寒い上に雨の多い異常気象に負けそうになっていました。
このままではオリンピックの思い出が何もなくなってしまう、と少し焦りもあって、わずかな時間ではありますが、雰囲気だけでもと出かけたのがチケットの必要のないマラソン観戦。
最初ビッグベンの真下に陣取ったのですが、初めはあの複雑なコース(同じ場所を何度も走る)の内容を知らなかったので、ゴールに近いはずのそこに時間的にはすごく早くランナーが現れたのに驚きました。あれだけカーブが多い道は走りにくいだろうな。
さて、色々と批判があったように、TVで見ると空きが多く見えるのにソールドアウトばかりのチケット。実際殆ど売り切れの表示で、買えるのはごく限られた競技だけ。
その中のひとつが女子フットボール(サッカー)。一つには予選がロンドン市内でなく、地方都市で行われたこともあるのでしょうが、やはりまだ男子と比べると馴染みが薄いということもあります。
ともかく全部調べてみると、ウェンブリーで行われる決勝戦のチケットも買えます。さぁ、どうする?なでしこは見たい。でも今から決勝戦進出を信じて買ってしまうのは賭けでもあります。
いいか。願掛けの意味も含めて買ってしまおう。
で、結果は皆さんご存じのように大正解。
長くなったので、続きはまた!(今更古い話なのに恐縮ですが)