英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

いよいよ転勤

2010年07月31日 02時31分47秒 | インポート
入社以来16年勤めた職場とも今日で(正確には昨日で)お別れ。来週からはいよいよ新たな職場へ。勤務地も変わります。結構離れた場所になるのですが、新居を決めるまでは今の家から通うしかない。

ただ、場所を離れること自体にはさして感慨はありません。さっさと別れたい人もいるけど、別れたくない人との別れも、思ったより辛くはない(ちょっと強がりも入っていますけど)。

一番きついのは、自分が持っている資産とか、昔の仕事の書類とか、そういうモノの中で持って行けないモノ、今後は使わないモノを捨てること、でした。

なんか、自分自身の歴史を破壊されるような気持ちになるのです。私が若かった頃はまだ、今のように何もかもパワポやPDF化されている時代ではなかったので、紙でしか残っていない書類がたくさんあるのです。そういうモノとの”別れ”が一番辛い。。。(変ですか?)

そういうモノに愛着を感じる人は、紙しかない資料ができるたびに可能な限りスキャンしてPDF化してパソコンに取り込んでおくことをお勧めします。いっぺんにはできませんから、モノが出来るたびに少しずつ。そうすれば、将来紙を捨てる時にも、安心して、心おきなく処分できます。あ、HDDのバックアップは忘れずに(笑)。資産(ブツ)は仕方ないですけどね。

転勤が多い人はおそらく、常にあまり沢山モノを持たないようにされていると思いますが、そういうのって、何だか寂しいですよね。自分がやってきた仕事の”歴史”は、やっぱり何かの形で残したい。先で使わないモノはさっさと捨てちゃえ、と割り切れる人はいいんですけどね。私はモノを捨てれないタイプです。


やり手

2010年07月26日 02時12分32秒 | インポート
新しい組織がらみの仕事とか、今回の出張で割と偉い方々と仕事をしてみて感じたことですが、人の上に立つ方々には以下のような共通点があるようです。

(1)視野が広い

自分の専門分野だけに固執しない。技術屋でも、ビジネスがらみの話とかちゃんとできる。仕事以外の話題も豊富。

(2)意思決定が早く柔軟

興味のあるイベントを嗅ぎつけると、日程を急遽変更してでも”その打ち合わせ、私も参加させて”と平気で言ってきたりします。あらゆる機会を逃さない、という貪欲さと、予定は変わって当たり前、という柔軟さがあります。

(3)少々無茶をしてでも仕事を入れる

稼動的にこなせるかどうかとか、あまり考えていないようです。とにかく、可能な限り、仕事を最密充填します。当然体力もあります。”いざとなればその場で考えればいい”という、いい意味(?)での荒っぽさも持っています。

(4)英語ができる

グローバルなビジネス展開をしようとすると、やはりまともな英語力がないと話になりません。もちろん、英語だけがグローバル言語ではありませんが。

(5)すぐに動く

常にあらゆる事に神経が行き届いていて、処置が必要な時は自ら率先して真っ先に動きます。偉かろうが何だろうが、自分の手を汚すことをいとわない。

(6)世界一を目指している

日本一ではなく世界一、です。

私自身もいわゆる職人的な”技術屋”でありたいと思ってはいますが、そういう人はえてして、自分の専門の世界だけに閉じこもりがちです。もちろん、それで世の中の誰にも負けない技術力を維持しているのならいいのですが。。。単に”趣味”の世界に浸かっているだけの人の何と多いことが。

偉くなる人は、”その技術、誰に、どのように使ってもらえるのか”という事もちゃんと考えています。そして、それはそう簡単に分かることではないので、ちゃんとビジネスリサーチも欠かさないのです。

超基礎研究は別ですが、私自身、今までの自分の仕事を振り返りながら、技術屋はシーズ指向よりもニーズ指向であるべき、という方向に考えを改めたいと思うようになってきました。シーズ指向だと、”どこを切り捨てるべきなのか”が見えてこないので、どうしても仕事の仕上がりが遅くなるのです。何もかも作りこもうとしてしまうんですね。まあこれは私の性格もあるのでしょうけど。

ニーズ指向だと、顧客のニーズに”最低限”マッチするものを一刻も早く出す、ということがやり易いのです。余分なモノを切り捨て易いのです。

スピードが命。


海外出張

2010年07月25日 04時37分27秒 | インポート
しばらく更新が滞っていましたが、一週間ほど香港へ出張に行っていました。

沖縄より緯度が低いので、この時期、当然外は猛烈に暑いですが、建物の中は冷房が効きすぎていて、どこへ行っても寒かったです。現地の人、中と外との温度の差で体調を崩したりしないのでしょうか。トイレに”エコだから紙を余分に使うな”とか書いてあるんですが、これだけ冷房をガンガン入れておいてエコもへったくれも無いもんです。

空き時間にビクトリアピークに登って夜景をみたり、九龍の電気街をちょこっと覗いたりしましたが、ほとんど打ち合わせで時間が埋まり、ハードなスケジュールでした。ビクトリアピークからの夜景の写真です。



これは深水?。写真は、深水?の駅をはさんで電気街とは反対側に出てしまった時の物です。このあたりは香港の中心部とは違い、昔ながらの街並みが幾分残っていました。



夜はそれなりのレストランで飲み会ばかりでしたので豪勢なのは仕方ないのですが、昼とか、ちょっとした食堂で飯を食っても、肉がたんまりの、ボリュームも半端じゃないモノが出てきます。日本人がメタボがどうたらこうたら言っているのは一体何なんだろう?と思います。まあ、暑いから食わないと体がもたないのかも。

来月に移る新しい部署がらみの仕事なので、ほとんど傍観者状態でしたが、仕事が全て英語であることは、私にとっては実に楽しいものでした。本当に、英語圏に一年くらい住めば飛躍的に変われるだろうなと思いますが、そこまで思い切ったことをする勇気もなく。

今の部署とは今月一杯でお別れ。名残惜しい気もしますが、仕事に情は必要なし。新天地で勝負をかけるしかない。なんて強がりを言っても、本当はちょっと寂しい。。。


若い時期にやっておきたかった事

2010年07月11日 01時44分52秒 | 日記
”少年老い易く学成り難し”。痛感しますねぇ。40ともなると。

職業である計算機の技術も極めたい、英語も極めたい、欲望は付きませんが、もう私の歳では無理です。これからの現実的な目標を掲げるとすれば、

サイエンス。。。これは今更むり。捨てましょう。英語。。。。英検1級、TOEIC900点台後半くらいが現実的な目標でしょう。これ以上は目指さないことにしよう。これはもう少しだ。リスニングを磨くだけ。結婚。。。。まあ、したいな。

計算機。。。。ハードウェアは少しかじってるけど、アナログは無理。FPGAの設計くらいはできる。これでいいや。ソフトは、Linuxのカーネル読破を5年くらいかけてやりたい。それなりのハッカーには成れるだろう。プログラマー35才定年説なんて、クソ食らえだ。

5年以内に上が全部できればいい。出世は興味ないからいい。それより、手に職を持った人間になりたい。英語とハッキングができれば、40台後半からも活躍できるだろう。

私は工学部(情報系)の院卒ですが、もう一回学生時代からやり直せるなら、遅くとも30までには次の事はやっておきたいと思いますね。同じ分野の若い人、参考にして。○×は、私が30歳の時点で出来ていたかどうか。

×Linuxのカーネルソースをある程度頭にいれる。活躍の場が広がります!
○ネットワークオペレーションの基本をある程度身に付けておく。
△情報理論、確率論、グラフ理論、符号理論の”基本”をある程度身に付けておく。本当にいいシステムを設計するには、実はこういう知識もあった方がいい。
○デジタル回路の基本を身に付けておく。ハードもある程度できた方がいい。
○TOEIC 900はクリアしておく。まともなコミュニケーションをする最低限のレベル。
×嫁さん候補をちゃんと見つけておく(笑)。理系は出会いがないですよ。

自分の専門・業務をちゃんとやった上で、上をやっておけば、恐いものなし。あと、文章を書く能力も重要。仕事のスピードを左右します。大変だって!?仕事を生きがいにするなら、これくらいは。。。仕事だけが人生ではありませんが。


現実の世界

2010年07月10日 01時18分12秒 | 日記
さっきはちょっと綺麗すぎる話をしたので、逆に、現実路線で話をしてみましょう。

まず、夢を追ってそれで最終的に”成功者”になれるのは、ごくごく一部の人間であるということ、これは紛れも無い事実です。夢を追う生き方は素敵ですし、成功すれば素晴らしいのですが、大多数の人間は、まず失敗に終わるものです。その事はきちんと頭にいれておくべきでしょう。実力がありさえすれば良いというものでもありません。運も大変重要です。まあ、どんな悪運をも吹き飛ばすパワーがある超人はまた別かもしれませんが。。。

だから私は、ノーベル賞学者なんかが子供に「夢を持て」などと発言されている場面を見ると、少々違和感を感じます。そりゃ、あなたは成功者になれたから良かったけどね、です。夢を追うことのリスクも、運という物の存在も、ちゃんと教えなきゃいかんと思います。まあ、大人になれば嫌でも分かることですが、大体、これが分かってくる頃は時すでに遅し、なので。

そしてそれ以前にまず、夢を追うというスタートラインにすら立たせてもらえない人が大多数なのです。好きな事を職業にできた人は本当に幸せだと思いますが、まず、それ自体、はっきり言って稀なケースです。それが叶わなかった人は、お金とか出世とかに目標のベクトルを少々変更して、頑張っておられるのです。「そりゃ俺だって、夢を追いたかったよ」とみんな言うでしょう。

だから、幸せな人は、自分の幸せな人生を前提とした価値感を、そうでない人に押し付けてはいけないと思います。成功者を自負するなら、「私は努力もしたけど、努力できる場所に置いてもらえた事はラッキーだった」くらいのモノの言い方をするのが妥当だと思います。

私が若い人に人生訓じみた事を言うとすれば、「一途な努力も素敵だけど、夢破れた時の事もちゃんと考えて、セーフティネットを作っておけよ」とアドバイスします。お金も捨て、女(男)も捨て、全てに背を向けてひたすら努力、はい、凄いと思います。でも、何かのキッカケで夢破れた時、なーんにも残りませんよ!そして、粋がってそういう努力をした所で、普通の人間はまず最後まで続くものではありません。むしろ、多少のガス抜きや遊びがあった方がかえって効率が上がるくらいです。”一途”は危険です。

あの王貞治さんがどこかで言っていました。「僕は、野球がダメだったら実家の中華料理屋を継げばいいと言われていた。逃げ道があったお陰で気楽に野球に集中できた」と。自分を追い詰めすぎても駄目なのかもしれませんね。これもセーフティーネットでしょう。

色々考えてみるに、あまりに一途な努力よりも、楽しいな、くらいの感覚で取り組むくらいが良いのかもしれません。もちろんちゃんと逃げ道も用意して、気楽にできる所は気楽に。ネジは締めすぎると折れてしまいます。人間もそうです。もちろん、一世一代の勝負ドコロはありますけどね。

私にもそろそろ”失敗エンディング”の影が。。。。もうちょっと頑張るけど、セーフティーネットも作らなきゃ。私の”夢”が失敗に終わるとしたら、運も実力もあったけど、”円満な人間関係を作る能力”が決定的に欠けていた、というのが原因ということになりそうです(笑)。これで大損しています。分かっちゃいるけど、改められない。