英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

日本人英語が聴き取れない

2017年01月29日 23時31分43秒 | 英語
リスニングの力が付いてくるほど、そうなってくるような気がします。日本人が話す英語を聴く(聴かなければいけない)機会が時々あるのですが、

物凄く聴き取りにくい

リズム、発音がなってないからというのがもちろん大きいのですが、それ以外にどういうわけか

日本人の英語って、とても早口に聴こえる

んですよ。どうしてなんでしょう?リスニング大嫌い人間だった頃の私は、ネイティブスピーカーが喋るマシンガンのような速さにとても付いていけないという感じでしたが(そして、多くの日本人の方もそう感じることだと思いますが)、どうも最近、”早口なのは日本人の方じゃね?”という気がしてならないのです。

まだまだインタビューや洋画は聴き取れませんけど、私自身は、日本人が喋る英語よりもネイティブが喋るアナウンス英語の方が断然聴き取りやすいという状態になってしまいました。

まあ、そもそもちゃんと喋れてる日本人がほとんどいないという事もあるのでしょうけど、耳がネイティブの発音とリズムに慣れ切ってしまったせいで、日本人英語がとても苦痛に感じるようになったというのもあると思います。はい、苦痛です。

で、そうなってくると、自分自身も”完璧な発音で喋れるようになりたい!”という欲求が出てくるんですね。これは自然の理です。物凄く汚い発音の英語を聴かされてしまったら、そりゃ、

俺はあんな発音で喋りたくはない

となるのは人情です。なんか、発音も徹底的に鍛えたくなってきました。

読解本の紹介(京大英語)

2017年01月25日 21時03分05秒 | 英語
少し間が空いてしまいました。ここ数日、電車の中で以下の本を読んでいます。

「京大入試に学ぶ英語難構文の真髄」小倉弘、プレイス

べつにこの会社の回し者じゃないんですけど、どういうわけか、本屋で見て気に入った本を手に取るとこの会社の本になってしまうことが多いです。

著者の方は有名な予備校の先生のようなのでご存知の方も多いと思います。英作文関連の著作も幾つか出しておられますね。この方の著書という意味では、もうかなり昔、英語の勉強を始めて間もないころだったと思いますが、「受験英語禁止令」という本を読んだことがあって大変印象に残っていたので、”この人の本なら読んでみようかな”とも思った次第です。この人の説明はとにかく分かりやすい(と私は感じます)。

いいですよ、この本。”京大英語”なんて言われると尻込みする人も多いと思いますが、まあ私に言わせれば全然”難構文”という程のものではありません。京大に限らず本気で大学受験を目指すならこれくらいはやってほしい。

まだ英文解釈教室はシンドイという人は、ひとまずこの本をやってみるのもいいかもしれません。英文解釈教室よりはこなし易いと思います。

ただ、、、しょっぱな、第1章の1問目に、いきなり非常に分かりにくーい問題が出てくるんですよ。でも、この問題は気にしなくていいのかもしれません。本当かどうか私自身は確かめていませんが、入試問題の英文が出典の原文から手が加えられたモノになっていると書いてあるサイトがありました。もし本当にそうなのだとしたら、こんな英文は無視すればいい(重ね重ね申しますが、私自身は裏を取ったわけではないので、断言はしませんよ)。

とりあえず7章まで読みましたが、これ以降はよく分からない英文は無いので、スムーズに勉強が進むのではないでしょうか。

このレベルの英文に取り組まないと英語の本当の顔なんて分かりっこないです。いつも言っているように、英文法の本に出てくるようなクソみたいな例文ばっかり眺めてても、百年経ってもこのレベルの英文が追いかけられるようにはならないでしょう。いや、”このレベル”と言っても、強烈に難解とか、全然そんなことはなくて、これが普通の英語なのです。

970点の正体(2)

2017年01月15日 15時13分55秒 | 英語
4日の記事の続きです。TOEIC以外の英語についての感覚を述べてみます。

(1)ニュース英語

と言ってもNHK Worldくらいしか聞いていませんが、9割以上理解できます。ただし、特定のお国訛りの強い人のインタビューとか、猛烈な早口で話す天気予報のお兄さんの英語は厳しいです。

CNNについては、CNN English Expressという雑誌を毎月購入していますが、なかなかきちんとやり切れてないのでよく分かりません。でもまあ、アナウンサーが話す綺麗な発音の英語は大体聴き取れると思います。

そういえば、昔はAFNのスポットアナウンスメントやニュースCDをよく聴いたものですが、AFNとはしばらく御無沙汰していますね。なかなか生放送を聴く時間がないし、音楽とか、英語以外のモノが流れている時間も多いので、勉強しにくいんですよね。今だったらどれくらい聴きとれるんだろう!?

(2)インタビュー英語

あまり真剣に取り組んでいませんが、English Journalのインタビュー記事はだいたい6割くらい、要するに聴き取れない部分より聴き取れる部分の方が若干多いかなという感じです。ちょっと前まで、この種の英語はまったく歯が立たず聴いても猛烈なストレスが溜まるだけでしたが、ようやく”少しは聴いてみようかな”と思えるほどになってきました。

はっきり言って、TOEICのリスニングなんかとは全然次元が違う英語なので、TOEICの点数を上げる勉強を中心にしている方はこの種の英語はとりあえず無視してよいと思います。

(3)洋画

怖くてほとんど手を出していません。家にDVDが2~3枚ありますが、一通り見たのは「ローマの休日」くらいです。3~4割くらいの理解率ですかね。それでも、以前よりは聴こえるようになったかなという感じです。

(4)TIME

ここ2年ほど毎週欠かさず購入していますが、まともに処理しきれていません。でも、時間がないというだけで、ベラボウに難しくて手が出ないというほどではないです。理系の記事なら結構ラクに読めます。最新号はBotoxに関する特集ですが、こういう記事は割りとラクに読めます。逆に、文系の、政治経済がらみの記事はダメですね。もちろん理系の記事だろうと文系の記事だろうと知らない語彙は沢山出てくるのですが、政治経済関連の記事は背景知識の不足も相まって、類推ができないのです。

リーディング方面の学習をこれ一本に絞れば、毎週号を隅々まで処理するくらいの事はできると思います。

まあ大体こんな感じです。ニュース英語にあまり抵抗が無いのは、難易度の高い単語を覚えることに集中していた時期が長らくあった(おかげでTOEICの点数は伸びなかったけれど)ためだと思われます。TIMEのような”深い”政治経済の記事は読めませんが、要点を喋っているだけのニュース英語はラクですね。

もうそろそろ、TOEICや学校英語関連の教材を中心にした勉強から、上に書いたようなメディアを中心にした勉強にシフトすべき時に来ているのだと思いますが、やり方としては、負担が軽いニュース英語を中心に大量インプットをしつつ、TIMEや生英語(非アナウンス英語)にも真面目に取り組んでいくのがいいのかな、と思っています。

今のご時世、TOEIC990点の人なんて掃いて捨てるほど居るでしょうから、そんな事よりも、TIMEや洋画がスラスラと理解できる力をつけた方がインパクトがあるかなー、なんて思ったりもしています。実際、それくらいの力が無いと”英語ができる”なんて言えませんしね。

センター試験ですか

2017年01月14日 12時40分14秒 | 日記
大雪がどうのこうの言っている今日ですが、センター試験、やってるんですね。クソ寒い中ご苦労さんとしか言いようがないです。まあせいぜい、頑張って塗り絵して下さい。そういえばTOEICも塗り絵ですね。

まあ、入れる大学のランクが1つや2つ下がった所で(大学にランクが存在すること自体がおかしいんですけど)、はっきり言って人生にはそれほど影響ないですから、安心して下さい。逆に言えば、たとえ第一志望の大学に受かったとしても、それだけでバラ色の人生が待っているほど世の中甘くはありません。もっと言えば、これからの時代、この斜陽の国に留まる以上、何処に言っても基本的に明るい未来は無いんですから、大学入試ごときにそんなにガチガチに緊張する必要はないです。どんなにいい大学に受かろうが、この国に留まっていたのでは結果は大して変わらない。暗い未来しか無いと思います。

まあそれはともかく、何といいますか、どうしてこうもコストのかかることをしないといけないんですかね。塾や予備校に大金を使い、受験で大変な思いをして、受かったら受かったで今度は下宿代と授業料でまた大金がふっとんでいく。親をも巻き込んでそこまで大変な思いをして大学生になったくせに、学校ではほとんどまともに勉強しない。で、ほとんどの人は結局大した知識や技術を身につけることなく社会に出て行く。どう考えてもまともじゃないですよね。

企業が学生の学力や忍耐力を測りたいっていうだけなんだったら、試験が終わったらそのまま、その点数に応じた所に就職させればいいじゃないですか。大学は”学問の道に進む人間”だけが行けばいいんです。

子供の頃からかけてきた塾代、予備校代、耐えてきたプレッシャー、そして、大学の授業料、生活費、そんな膨大なコストの割りには、大学で得られるモノが少なすぎる。なんだかとんでもない無駄だと思いませんか?

どこの大学を出ましたか?という問いはもうやめませんか。時代は変わりつつあるとは言え、就活シーンではまだまだ大学名が幅を利かせている事実はあると思います。一流大学卒の肩書きが十分条件ではないにしろ、必要条件としてまだまだ機能してるんですね。もうそれも止めて、

あなたは何ができるんですか?

それだけを問うようにすべきです。そして、いちいち都会の名の知れた大学に出てこなくても、その”何”をしっかり身につけられる仕組みを作っていかなければいけないと思います。

受験勉強に関しては、暗記主義が想像性を破壊するとか、そういうことがよく言われますが、そんな事よりも、そもそも学者になる意思が無いのに大企業に就職するために大学に入らなければいけないという膨大な無駄コスト、こっち方が遥かに大きな問題だと思います。

いろいろと非合理的なものが多すぎるんですよ、この国。今のセンター試験も数年後には無くなるらしいですが、そんな事よりも、大学の存在意義自体を抜本から議論して見直す必要があると思うんですね。G型・L型議論なんかじゃなくてね。尤も、世の中の需要を決めてるのは最終的には企業なので、結局は大企業の経営者の意識改革が必要なんだと思いますけどね。

970点の正体

2017年01月04日 19時17分57秒 | 英語
自分の点数の事ばかり言うのは恐縮なのですが、これくらいの点数の人間の実力は本当の所どの程度なのか。英語に関するメッセージを発信し続ける者として、この点を赤裸々にお話ししておく事は1つの義務かと思っています。そういう話を具体的に聞いたこと、あんまりないでしょ?

言い方は色々あると思いますが、まずはTOEIC(本番の試験や練習問題)というテストに対してどんな手ごたえを持っているのか、この辺を細かくお話しします。なお、新形式はあまり馴染みが無いので旧形式を前提にしている点をご了承下さい。

○リスニングセクション

(パート1)
簡単すぎてお話しにならない、と言いたいところですが、全問確信を持って回答する場合もあれば、1問くらい迷うこともあります。

(パート2)
私が最も神経を集中するパート。何故かと言うと、出だしを聞き逃すと即致命傷になるからです。最低でも出だしだけは聞き逃すまいと、ナレーションが始まる前はピリピリしています。あと、設問が印字されておらず先読みができないため、そういう点でもプレッシャーは大きいパートです。聞き取れない問題は大体1問か2問くらい出てきます。

(パート3)
パート4よりも嫌い。理由は喋る人間が複数いて喋り方が変わることと、会話のやり取りの筋を掴む必要があるから。その点、一本調子のナレーションであるパート4の方が断然ラク。よく分からなかったなというパッセージが大体2つくらい出てきます。が、設問の先読みによってかなり助けられていると思います。

(パート4)
パート3より断然ラクなので、ここまで来ると心が落ち着きます。設問をしっかり先読みして落ち着いて聞けば取りこぼすことはあまりありません。

○リーディングセクション

(パート5)
900点くらいの頃はまだ問題文を一度読んだだけでは意味が取れなくて何度か読み返すことも多かったですが、今はそれがほとんど無くなりました。そういう意味で900点台後半の実力になって、こなすのがかなりラクになったパート。試験本番では全問自身を持って回答した”つもり”になることが多いものの、アビメを見ると100%の時と、1問程度落としているであろう時とがあるので、1問落としたり落とさなかったり、という感じでしょうか。

TOEIC Testプラスマガジンの練習問題では、大体3問くらい迷う問題があって、運が悪ければ全部間違い、運がよくても1つは間違っているという感じです。この雑誌のパート5の練習問題で全問正解ということはないです。

(パート6)
実際の試験で迷うことはありません。ただし、上記の雑誌の練習問題ではたまに難問があって、己の未熟さを思い知らされます。

(パート7)
時間が足りなくなるというような事はないので、全ての問題文を落ち着いて最初から最後まできちんと読んでから問題を解きます。本番の試験では”全問正解のつもり”になっていることが多いものの、結果をみると2~3問落としている感じです。この部分の弱点を明らかにして修正することが990点達成に向けて一番必要になることかと思っています。

上記の雑誌の練習問題では、”どうしてこれが正解なの!?”と正解を見た後も腑に落ちなかったり、正解の絞込みの根拠が見つからずに悩んでしまう問題が1、2問出てきます。

とまあこんな感じです。これを見ていただいて分かるように、970点レベルでも決して、あくびをしながら易々と問題を解いているわけではありません。試験後に疲労感を感じることはなくなりましたが、まだまだTOEICレベルの英語と言えども全力で取り組まないと処理できない、それが本当の所です。

まあ、990点を取るようなプロの人でも、全力でやらないと解けないし試験後は疲れると言う人が多いので、そういう点数を取る人達の中でも”簡単すぎてバカらしくなる”とまで言えるような人はほとんどいないのでしょう。

もっと言えば、同じ990点でもアビメの全項目が100%、つまり、本当の全問正解者とそうではない人とがいるわけだし、その全問正解をたまたまやってのけた人もいれば、毎回確実に全問正解する人もいるわけで、実力は千差万別だと思います。

970点なんて、まだまだひよっ子です。次回はTOEIC以外の英語に対する感覚についてお話しします。