英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

やり手

2010年07月26日 02時12分32秒 | インポート
新しい組織がらみの仕事とか、今回の出張で割と偉い方々と仕事をしてみて感じたことですが、人の上に立つ方々には以下のような共通点があるようです。

(1)視野が広い

自分の専門分野だけに固執しない。技術屋でも、ビジネスがらみの話とかちゃんとできる。仕事以外の話題も豊富。

(2)意思決定が早く柔軟

興味のあるイベントを嗅ぎつけると、日程を急遽変更してでも”その打ち合わせ、私も参加させて”と平気で言ってきたりします。あらゆる機会を逃さない、という貪欲さと、予定は変わって当たり前、という柔軟さがあります。

(3)少々無茶をしてでも仕事を入れる

稼動的にこなせるかどうかとか、あまり考えていないようです。とにかく、可能な限り、仕事を最密充填します。当然体力もあります。”いざとなればその場で考えればいい”という、いい意味(?)での荒っぽさも持っています。

(4)英語ができる

グローバルなビジネス展開をしようとすると、やはりまともな英語力がないと話になりません。もちろん、英語だけがグローバル言語ではありませんが。

(5)すぐに動く

常にあらゆる事に神経が行き届いていて、処置が必要な時は自ら率先して真っ先に動きます。偉かろうが何だろうが、自分の手を汚すことをいとわない。

(6)世界一を目指している

日本一ではなく世界一、です。

私自身もいわゆる職人的な”技術屋”でありたいと思ってはいますが、そういう人はえてして、自分の専門の世界だけに閉じこもりがちです。もちろん、それで世の中の誰にも負けない技術力を維持しているのならいいのですが。。。単に”趣味”の世界に浸かっているだけの人の何と多いことが。

偉くなる人は、”その技術、誰に、どのように使ってもらえるのか”という事もちゃんと考えています。そして、それはそう簡単に分かることではないので、ちゃんとビジネスリサーチも欠かさないのです。

超基礎研究は別ですが、私自身、今までの自分の仕事を振り返りながら、技術屋はシーズ指向よりもニーズ指向であるべき、という方向に考えを改めたいと思うようになってきました。シーズ指向だと、”どこを切り捨てるべきなのか”が見えてこないので、どうしても仕事の仕上がりが遅くなるのです。何もかも作りこもうとしてしまうんですね。まあこれは私の性格もあるのでしょうけど。

ニーズ指向だと、顧客のニーズに”最低限”マッチするものを一刻も早く出す、ということがやり易いのです。余分なモノを切り捨て易いのです。

スピードが命。