英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

何がそこまでさせるのか

2011年04月03日 23時54分49秒 | 英語
お前らもしっかり勉強しろよ、なんて色々と偉そうな事を書いたりしちゃってますが。。

常識では考えられないほどの努力、集中力を発揮してしまう人というのは、裏を返せば、それまでの人生の中で猛烈な後悔とか、コンプレックスとか、悔しさなんかを味わってしまっているケースも多いのではないかと想像しています。前述のイングリッシュ・モンスターさんがどうなのかは知る由もありませんが。

まあ私なんかは、想う大学に入れなかったというコンプレックスと(浪人もできなかった)、たまたま一流大学卒ばかり居るような職場に入ってしまって、「これはヤバイ」と思ったのと、上記のコンプレックスもあって、「絶対こいつらには負けたくない、二度と負け犬はごめんだ」という歪んだ対抗意識が猛烈にあって、猛勉強に突っ走ってしまったというクチです。周りは全部敵だと思っていました。大学時代も悔しくて悔しくて仕方なかったので、勉強ばかりしていました。今でも悔しいです(笑)。

歪んでいますねぇ。決して人として褒められたメンタリティーではないと思います(笑)。本来、学問というようなものは、人への対抗意識とかコンプレックスの裏返しとか、そういう”悲壮感”の下でやるようなもんじゃないはずです。もっと明るく素直で楽しい、健全な精神状態で、伸び伸びとやれるのが一番望ましい。私もそうありたかった。でも、子供の頃からそういう事が自然に身に付いてしまうような育ちの良いタイプでは、残念ながらありません。

逆に言えば、「そこまでしなくても」と言えてしまう人は、健全な精神状態を維持できている、まともな人間と言えるのかも知れません。

人を突き動かす猛烈なエネルギーというのは、良くも悪くも、ある種の”異常体験”、”異常な精神状態”から生まれてくるものだと思います。満たされている人が、何かに対して極端に一生懸命になれるはずなどありません。だから逆に、一生懸命やっている人が、本当にまともな精神状態にあるのかどうかも、怪しい。そういう意味で、「努力ばっかりの人生なんてつまんねー」という考えも、ある意味正しいのかもしれません。

”諦める”ことによって和やかな、余裕に満ちた人生を手に入れることもできるでしょう。私はまだ諦めたくはないですけど。自分がもし望みどおりの大学に入れて、青春を楽しく謳歌できていたとしたら、、、今頃は腑抜けになってしまってるかな?いや、もっと高いレベルに到達できたかも知れないし、、、こればっかりは分からん。


イングリッシュ・モンスター(2)

2011年04月03日 20時39分19秒 | 英語
続きです。

私はこの方をテレビで拝見したことはありませんので、マスコミがどのような取り上げ方をしているのか、少々気になるところではあります。

おそらく、「引きこもりをするようなダメ人間でも英語マスターになれる!」とか、そういうセンセーショナルな物言いをしているのだと思いますが、私が思うに、この方に”ダメ人間”というレッテルを貼るのは大間違いではないかと。いやむしろ、そんじょそこらの人などよりよほど強力な”内なるエネルギー”を持つ”鉄人”ではないかとすら思います。

引きこもり中に「英語の勉強をしよう」なんて、本当のダメ人間ならそんな事は絶対に考えないはずです。もともと知的レベルが高く、好奇心が大勢な、頭の程度の高い方なのです。事実、優秀な大学を卒業されているようですし。

そういう方が、まあ運悪くあまり適正のない分野の職業についてしまったがために引きこもりなどという事態に陥ってしまったものの、もともとある程度の頭脳と情熱と忍耐力をお持ちの方が、無限大に近い自由時間という大きな大きなアドバンテージを得たのです。そりゃ、凄い事になるでしょう。

何が言いたいか。この方のことは無条件に賞賛します。時間があると言っても、7年もの間、1つの事に一筋に打ち込むなんてことは、常人にはできません。だからこそ、そこいらにいる本当の”ダメ人間”連中には、「お前らなんかがこの方と同じような事ができるなんて、間違っても思うなよ」と言いたいのです。勉強の仕方を考える頭も忍耐力もない本当の”ダメ人間”に、何ができるはずもないのです。

マスコミにも、「こんな事が誰にでもできる、ましてやダメ人間でもその気になれば大逆転できる」なんて、いわゆるステレオタイプの振れ込みをするのは止めてほしい。そりゃ、人間、本気になればいつでも大逆転できる可能性はあるでしょう。でもね、その”本気になる”ということが、本当のダメ人間はいつまで経ってもできないんですよ。

もともと勉強癖のない真の意味での怠け者が一念発起してガムシャラに勉強する、なんて、実際にはなかなかできるものではないです。むしろ、下手な怠け者よりも元不良さんとか、そういうある種根性のある人の方が、いざという時にパワーを発揮したりするような事はあるようですね。

本当のダメ人間は、所詮、いつまで経ってもダメ人間です。自分自身が本当に心を入れ替えない限りは。実は偉人に近い”ダメ人間もどき”の偉業を見て、”俺にも希望がある!”なんて、甘い考えを持つのはやめましょう。他人が何をするか、じゃないんですよ。今日は少々辛口でした。


私が考える”究極の英語達人”

2011年04月03日 00時48分51秒 | 英語
ずばり、”ネイティブスピーカーと寸分違わぬ発音で、彼らから見ても全く違和感のない英語を操る人”です。はい、そんな日本人は一人として見たことはありません。

誠に失礼ながら、同時通訳者でも、彼らが話す声だけを聞けば、一発で”日本人だ”と分かります。100%完全な英語発音ではないからです。

日本語ベラベラの外国人もチョコチョコいますが、目をつむって声を聞けばやはり一発で”日本人じゃない”と分かってしまいます。

そんなのあり得ない。そうかも知れません。しかし、私が唯一の例外だと思う、驚異的な”外国語マスター”達。それは、「外国人力士」。彼らの日本語は我々日本人が喋る日本語発音とほとんど区別がつかないじゃないですか!何なんでしょう?あれ。誰か説明して。