『物語るテーブルランナー』阿仁合組に今月は4名の新たな参加がありました。
先月の続きに取り組む人あり、2作目に取り組む人あり、
今日もみなさん嬉々として作品に向き合っていらっしゃいました。
お1人の新人さんは20年ほど前に町民運動会で披露した「女相撲」の思い出を話され、
「あの時は本当に嫌だったけれど、
自分たちの経験したことが時間の経過とともにだんだんと忘れられてしまうだろうなあ、
村だってそのうち無くなってしまうかもしれないと思ったら、
今話をしてテーブルランナーとして残しておきたいと思った。」
と言う言葉が印象的でした。
楽しいランチタイム(写真はSさんの鴻池さんたちへの差し入れ)の後、
午後からは阿仁合駅前内陸線資料館倉庫で開催された、
鴻池朋子さん(聞き手 坂本里英子さん)のアーティストトーク
「美術館ロッジ~ものをつくる原初的暴力」に参加しました。
鴻池さんの軽快で分かりやすいトークと坂本さんの絶妙な舵取りで、
阿仁合で美術館ロッジの活動に取り組むようになったきっかけと今までの活動が語られ、
鴻池さんの
「この地で多くの人とコミュニケートすることで、
いつか何かが生まれるかもしれないという気持ちでずっとかかわっていきたい。」
と言う力強い言葉に、
阿仁合組のみなさん「これからの目標ができた。」と喜んでいらっしゃいました。
ちなみに、私のお弁当は母から持たされた昨日のはらこ飯がメインでした。