
親友WACCから作ってくれと頼まれていた
手のひらサイズで、中のお金が探しやすい小銭入れ、
5月に一度作ったものの、
デザインの点でも縫い目の点でも気に入らない所があったので、
少し待ってもらっていました。
その間に6月に彼女が我が家に遊びに来た時に、
愛用の品を直接見せてもらったのですが、
裏地が擦り切れても大切に使っているのを見て、
これに変わる小銭入れは本当に気合を入れて作らねばならないと、
決意を新たにしたのでした。
その小銭入れ、
実は先週完成していました。
彼女を驚かせたかったので、
手元に届いてから公表しようと思っていたのですが、
一昨日届いたようなのでもう書いてもいいよね?
今度の小銭入れは丈夫にするために、
裏に革を張ることに決めていたのですが、
我が家には裏地向きの薄い革がなかったので、
革包丁で全体の厚さを半分くらいになるように漉いたんですよ。
この作業、結構大変でした。
だって、手元がちょっとでも狂うと、
革を切断してしまう危険性があるんですもの…。
でも、無心になって革と向かい合う時間が、
私、かな~り好きでした。
革仕事、私の性格に合うなーと実感させてもらった感じです。
彼女から「とっても、とーっても気に入りました。」とメールを貰ってほっとしています。

前回の作品と、

今回の作品、
デザインの違い、そして技術の進歩(オッホン!)
こうやって比べると、分かってもらえるかしら?