まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

いそぎのお知らせ

2021-01-09 18:56:57 | 文庫のページ
文庫は20日から始めます!
あけましておめでとうございます。

 コロナは収まらず、ますます広がるばかりで、明るい年明けにはなりませんでしたが、牛のごとく、あきらめることなく、一歩一歩、しっかりと地面に足をつけて進みたいと思います。
 今年も週2回の文庫を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 ただ、ここ数日、仙台でも感染者が急増し、13日から文庫を始めたいと思っていましたが、一週間遅らせて、20日から始めようと思います。
 今年はうし年。
 牛が出てくるすてきな絵本がいっぱいです。
■『うし』(内田麟太郎/高畠純 アリス館)は、2017年に出版になり、文庫でいっぱい楽しんだ絵本です。ユーモアあふれる内田さんの詩は言葉だけでも十分に楽しいのですが、高畠さんの絵と一緒になると、楽しさが倍増します。最後のページは特に愉快です。
■『うしはどこでもモー』(エレン・スラスキー・ワインスティーン/ケネス・アンダーソン すずき出版)。動物の鳴き声をその国の言葉で表現するとどうなるか、興味深い絵本です。表現の違いに驚くのですが、牛は英語でもスペイン語、フランス語、日本語でも「モー」と表現します。
■『モーもーまきばのおきゃくさま』(マリー・ホール・エッツ 偕成社)は、牧場のおいしい草を他の動物たちにもご馳走したいと思うあまり失敗してしまう牛のお話。『くいしんぼうのはなこさん!』(石井桃子/中谷千代子 福音館書店)は、おいしいものをひとり占めにしたために大変な目にあう牛のお話。。どちらも最後は幸せな結末でほっとできます。
■『おりこうなアニカ』(エルサ・ベスコフ 福音館書店)は、お隣の畑に入り込んでクローバを食べようとする牛のアイロスと女の子の話です。
■『キスなんかしないよ』(フィリス・ルート/ウィル・ヒレンブランド 徳間書店)に出てくる牛のルエラは最高にすてきです。ルエラのお乳をもらった後はルエラにキスをしてあげることになっているのですが、アンナリーサは牛にキスするなんていやだと思います。キスをしなかったために大変なことになりますが、やっとアンナリーサがルエラにキスをする場面は見開きいっぱいルエラが描かれ感動的です。
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