AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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たくさん読んで、たくさん書く 人の心に灯をともす 5328より 写真はMさんからいただいたプレゼント...

2023年04月28日 | 
【たくさん読んで、たくさん書く】5328



樺沢紫苑(かばさわしおん)氏の心に響く言葉より…


文化庁の「国語に関する世論調査」での「1か月に大体何冊くらい本を読んでいるか」 (雑誌や漫画をのぞく)という質問に対して、本を1冊も読まない」 と答えた人が、全体の47.5%にものぼっています。

驚くことに、日本人の半数近くが本を読む習慣がないのです。

「1、2冊」と答えた人が34・5%。

「3、4冊」が10.9%。

「5、6冊」が3.4%。

「7冊以上」が3.6%です。


つまり、月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位4%に入ることができるのです。

月に7冊といえばとても多いように思えますが、4日に1冊のペースで読めばいいだけです。


あなたが会社のライバルを抜き去りたいのであれば、とりあえずインプットの量と質で勝たなくてはなりません。

その目安としては、月7冊。

もしあなたのライバルが、月3冊しか読んでいないとすれば、月4冊、年間で50冊の差はつきますから、あなたはインプット量において、そしておそらくは「自己成長」の速度においても、ライバルに圧倒的な差をつけられるはずです。


「インプット量」で勝ち、「アウトプット量」で勝ち、自己成長のスピードで勝てば、あなたはライバルに圧倒的に差をつけることができるのです。

その第一歩が、「インプット量」を増やすこと。

そのために一番簡単なのは、読書量を増やすことです。

また、日本人で月10冊読む人は、約2%という数字も出ています。

つまり月10冊の読書をすれば、日本人の上位2%に入れるということになります。


本を読む人と読まない人の決定的な違いは、「文章力」があるかどうかに表れます。

本を読んでいれば、たくさんの「文章」と接するわけで、当然「文章」に関する知識と直感も磨かれます。

『キャリー』(永井淳訳、新潮社)、『シャイニング』(深町眞理子訳、文藝春秋)、『グリー ン・マイル』(白石朗訳、小学館)などのヒット作で知られるアメリカの小説家スティーヴン・キング。

彼は自らの小説作法についてまとめた『書くことについて』(田村義進訳、 小学館)の中で、次のように述べています。

「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、 たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない」



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樺沢氏は「文章力」についてこう語る。

『「文章力」というのは、実はインターネットの時代となった現在、極めて重要になっています。

会社の通達やお知らせもメールで来るし、日報や報告書もパソコンで文書にしないといけない。

一昔前であれば、直接話し、直接伝えていたのが、最近では「文章」を通じた 「書く」「読む」ことによってコミュニケーションをする割合が飛躍的に増えています。

仕事に限らず、友達との交流や恋愛、さらに夫婦や親子の交流、連絡も「メール」「メッセージ」なしでは考えられません。

つまり、自分の考えを文章で的確に表現できる人は、仕事で成功する。

また、自分の思い、気持ちを文章で的確に表現できる人は、友人や恋人、 家族と上手にコミュニケーションができ、友情と愛情に包まれた生活が送れるのです。

インターネットの時代では、「文章力」は絶対に不可欠な「仕事力」だといえます。

そして、「文章力」を鍛えるほとんど唯一の方法は、キングの言うように「たくさん読んで、たくさん書く」ことしかないのです。

本を読まない。

文章も書かない。

それでいて、文章力を鍛えることは不可能です。

言い換えると文章力を鍛える方法とは、インプットとアウトプットを繰り返すことです。』





文章力と同様に大事なのが「読解力」だ。

「読解力」がないと文章を読んでも、その趣旨をくみ取ることができない。

また、相手の話の意味を理解することもできない。

この「読解力」も読書でしか身につかない。


作家にならずとも、現代社会では、文章力や読解力は必須の能力。

「たくさん読んで、たくさん書く」ことができる人でありたい。





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