AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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【失敗にガタガタしない人間に】人の心に灯をともす 4515より 写真はMさんからいただいたプレゼン...

2021年02月02日 | 
【失敗にガタガタしない人間に】4515



青山俊董氏の心に響く言葉より…


《過(あやま)ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う》(孔子)


入試を目前にした若者が座禅に来た。

帰るとき「先生、合格するように拝んで下さい」という。

私は言った。

「二、三回落ちたほうがいいよ。心身が柔軟なうちに上手に落ちる稽古(けいこ)をするんだね」と。


昔から「失敗が人間を駄目にするのではなく、失敗にこだわる心が人間を駄目にする」と言われてきた。

ストレートにエリートコースを走るばかりが能ではない。

そんな人生では、一つ間違ったら高慢な人間になりかねない。


また、失敗に弱い人間になる。

むしろ失敗したことを跳躍台として、ストレートにゆくよりもより高く、より強く立ち上がることができたら素晴らしい。

失敗したことを通して、失敗した人の悲しみのわかる人間になれたら、もっと素晴らしい。


成功しても驕(おご)らず、失敗しても落ち込まず、成功、失敗にガタガタしない人間になれれば更に素晴らしい。

入試という人生の一つの関門を、全人教育の場に生かさなくてはもったいない。


『あなたに贈る人生の道しるべ 続・ことばの花束』春秋社
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《 過(あやま)ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う》(論語)


過ちを犯しておきながら、それを改めずにそのままにしておくのが本当の過ちだ。

人は誰しも過ちを犯す。

しかし、その過ちを認めず、言い訳をしたり、逆に居直ってしまったりするような人もいる。

それこそが、本当の過ちだと孔子はいう。


「失敗にガタガタしない人間」を失敗耐性の強い人という。

いわゆる「レジリエンス」が高い人だ。

レジリエンスとは、「逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」(全米心理学学)と定義づけられている。

簡単にいうと「折れない心」を持っているということ。


起業家にとって、もっとも大事な要素の一つがこの「レジリエンス」。

どんな事態が起きてもあわてない。

どっしりと構えていて、肚が据わっている。

しかも、どんなに追い込まれた状況でも、ユーモアや余裕がある。

そして、いざというときは覚悟を決めることができる。


働き方が劇的に変わっていく現代。

時代の変化により、どんな大会社でも盤石ということはない。

そんなとき、必要とされるのが失敗耐性。


レジリエンスの力を身につけたい。






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