AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3647 腕組みはNG 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-☻*)ありが...

2018年04月03日 | 
「腕組みはNG」というお話です。


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プロ野球界では、よくコーチが腕を組みながら選手と話している場面を目にするが、これは避けたほうがいい。


ただでさえ選手から立場が上だと思われているうえに、腕を組んでいると、より威圧感を与えることになる。


腕を組むのは「防御の姿勢」というか、ガードを固めているような印象を与える。


相手は「心を開いています」「あなたのことを受け入れます」とは感じないだろう。萎縮させるだけだ。


だから僕はベンチで戦況を見つめているときも、腕は組まないように心がけている。


一度、なにかの撮影の際にカメラマンの方に「腕を組んでください」とお願いされたことがあるが、それも断った。それくらい気を遣っている。


選手の真正面にかまえて話をするのも同じように、相手を威圧する感じになる。だから僕は斜め前くらいに位置を取ることにしている。


正方形の机について話をするのなら、選手の正面の席には座らず、左右どちらかに座る。


とにかく選手と話をし、なにを考えているのか、どう思っているのか、練習方法、疑問、悩みを教えてもらう。なにもわからない状態では、手の打ちようがない。どう言葉をかけていいかもわからない。とにかく気軽に話せるような状況をつくる。


そのためには、選手と同じ高さに降りるというより、ちょっと下の位置に立つくらいの気持ちでいる。


選手がこちらに状況を伝えてくれたり、こういう練習をしたい、などと言ってくれるようになれば、こちらはそれらをいったん受け入れる。


そのうえで、アドバイスを送ると、選手も受け入れやすい。


それがたとえ愚痴だったとしても、まずは耳を傾ける姿勢が大切だ。


すぐに解決できる策がないものだとしても、選手が吐き出してくれた気持ちに共感するだけでも意味がある。


これはカウンセリングの技術にもつながるのだが、決して否定はせずに、いったん受け入れること。返答は「そうなんや」「大変やな」だけでもいい。愚痴を言うのは、こちらに思いを伝えたいからだ。


そういうときは、選手も聞く耳を持つ態勢になっている。だからこちらのアドバイスが届きやすい。


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吉井理人コーチング論

吉井理人 著

徳間書店


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子供もそうですけど、威圧的に言う人のことは、その瞬間は怖いから言うことをきくけど、その人の見ていない所では言うこときかないものです。


目を盗んでサボったり、威圧的に言う人のことを陰で文句言ってたりします(笑)


それよりも、尊敬される自分であることのほうが大切で、尊敬している人の言うことは後々まできくものです。


相手ができるとかできないとかの前に、自分は尊敬されているのかを意識したほうがいい。


恐怖で人を動かそうと思うと、次からはより強い恐怖じゃなきゃ動かなくなる。


最初は大きい声を出したら言うことをきいていた子供が、今度は怒鳴らないと言うことをきかなくなって、次は頭を叩いて、仕舞にはケリを入れないときかなくなる・・・。


これではお互いに不幸です。


尊敬で動いている場合は、自発的に喜んで動くものです。


以前、「看板のない居酒屋」の著者“岡村佳明”さんに質問させていただいた事があります。


「教育で一番大切にしていることは?」


それに対して岡村さんはこう言いました。


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【何を教えるかじゃなくて、何に気づいてもらえるか】


教えるって、直接暗示で、他者からの言葉によって動くのでやらされてる感が多少なりともでちゃうんだけど、


本人が気づくと、それは自発的に動いていくので、成長も早いし楽しんでくれる。


だから、出来ないのが悪いんじゃなく、教え方が悪いのでもなくて、気づかせ方を工夫したらいいよ。


子供のときは親の大変さとか苦労とか愛情とか、勉強の必要性とか、優しさの意味とか、分からないことも多いよね。


でも、いつしかそれに気づいたら、言われなくたって勉強するし、優しくするようになるよね。


一緒に繁盛店に行ってみたり、本をプレゼントしたり、勉強会に一緒に参加したり、言わなくても背中で語ったり。


そういうのは関節暗示になるから、言われてやるより気分も良いし。


言うのは簡単で、それで変わってくれたらそれもいいけど、言って変われるんだったら、あなたが上司じゃなくてもいいよね。


いかに気づいてもらうかが大切だと俺は思うよ。


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気づかせるのが伝える側の役割です。


教えるという時点で相手と距離を感じてしまうのかもしれません。


腕組みをして、頭ごなしに言われるより、同じ目線で気づかせてくれる上司は、やはり尊敬されるでしょうね♪


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