マツダミヒロ氏の心に響く言葉より…
《最後まで聞き切る》
誰でも相手が話している間に、「次は何を話そうかな」と考えます。
聞くスピードと話すスピードは2倍ほどの差がありますから、自然と次の話題を準備してしまうことも仕方ありません。
京都大学こころの未来研究センターの船橋新太郎教授と、当時オックスフォード大学研究員だった渡邉慶(けい)氏の共同研究によると、「人の脳は、2つのことを効率よくおこなうことはできない」ということが明らかにされています。
たとえば音楽を聞きながら仕事をしたり、テレビを見ながら勉強したりすることがあると思います。
でも、じつは2つのことを同時におこなうとミスが増えたり、反応時間が長くなったりと、中途半端になることがわかっています。
そういう状態で会話をするからこそ、「余計なことを言っちゃった」「なんであんな態度をしちゃったんだろう?」などと後悔することになるのです。
しかし、自分が「聞く側に立つ」と決めれば、次に自分が何を話そうか考える必要はありません。
「会話が続かない」「沈黙が怖い」と悩む人ほど、相手の話が終わる前に、頭をフル回転させて次の話題を考えます。
しかし、何度も言いますが、会話の主役は相手です。
自分が話すことを決めてしまうと、間違いなく「聞ける人」になれません。
そのためにも、相手の話を最後まで「聞き切る」という姿勢を意識しましょう。
『聞くチカラ』すばる舎
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マツダミヒロ氏は本書の中でこう語る。
『人が話をするときのスピードは1分間に約400字、人が話を聞けるスピードは1分間に約800字と言われているそうです。
つまり、「話す能力」と「聞く能力」には処理速度として2倍の差があり、話す能力に対して、聞く能力には余裕があるということ。
だから、話を聞きながら「ほかのことを考えることができてしまう」のです。』
京都大学の船橋新太郎教授と、渡邉慶オックスフォード大学研究員は、二つのことを同時にしようとすると、どちらも中途半端になるという脳の仕組みがあるという。
二つのことを同時にしようとした時、それらが干渉しあってエラーの増加や反応時間の延長が生じる仕組みを、サルを用いた前頭連合の神経活動記録による研究で明らかにした。(京都大学HPより)
また、カーネギーメロン大学のジャストらの研究では、集中力が散漫になると、人間の「情報を符号化する能力」に負担がかかることが明らかになっているという。
運転しながら誰かが話しているのを聞いているドライバーの、脳のMRIを撮ったところ、注意力が37%も低下していることがわかったそうだ。(現代ビジネス/堀田秀吾)より
知り合いの事務所を訪問すると、事務所に音楽やラジオが流れていることがある。
これは、デザインや設計など、クリエイティブ系の事務所に多い。
BGMや音楽(曲目にもよるが)は短時間なら、単調な単純作業には効果があり、リラックスさせ、モチベーションを高める効用はある。
しかし、集中力を阻害するという点で、創造力を発揮しなければいけない仕事には不向きだ。
どんな音楽をかけても、考える仕事では、生産性はあがらなかったという。
人間の脳は基本的にマルチタスクが苦手だ。
聞くときには、相手の話を最後まで「聞き切る」こと…。
「人は2つのことを効率よくできない」という言葉を胸に刻みたい。
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《最後まで聞き切る》
誰でも相手が話している間に、「次は何を話そうかな」と考えます。
聞くスピードと話すスピードは2倍ほどの差がありますから、自然と次の話題を準備してしまうことも仕方ありません。
京都大学こころの未来研究センターの船橋新太郎教授と、当時オックスフォード大学研究員だった渡邉慶(けい)氏の共同研究によると、「人の脳は、2つのことを効率よくおこなうことはできない」ということが明らかにされています。
たとえば音楽を聞きながら仕事をしたり、テレビを見ながら勉強したりすることがあると思います。
でも、じつは2つのことを同時におこなうとミスが増えたり、反応時間が長くなったりと、中途半端になることがわかっています。
そういう状態で会話をするからこそ、「余計なことを言っちゃった」「なんであんな態度をしちゃったんだろう?」などと後悔することになるのです。
しかし、自分が「聞く側に立つ」と決めれば、次に自分が何を話そうか考える必要はありません。
「会話が続かない」「沈黙が怖い」と悩む人ほど、相手の話が終わる前に、頭をフル回転させて次の話題を考えます。
しかし、何度も言いますが、会話の主役は相手です。
自分が話すことを決めてしまうと、間違いなく「聞ける人」になれません。
そのためにも、相手の話を最後まで「聞き切る」という姿勢を意識しましょう。
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マツダミヒロ氏は本書の中でこう語る。
『人が話をするときのスピードは1分間に約400字、人が話を聞けるスピードは1分間に約800字と言われているそうです。
つまり、「話す能力」と「聞く能力」には処理速度として2倍の差があり、話す能力に対して、聞く能力には余裕があるということ。
だから、話を聞きながら「ほかのことを考えることができてしまう」のです。』
京都大学の船橋新太郎教授と、渡邉慶オックスフォード大学研究員は、二つのことを同時にしようとすると、どちらも中途半端になるという脳の仕組みがあるという。
二つのことを同時にしようとした時、それらが干渉しあってエラーの増加や反応時間の延長が生じる仕組みを、サルを用いた前頭連合の神経活動記録による研究で明らかにした。(京都大学HPより)
また、カーネギーメロン大学のジャストらの研究では、集中力が散漫になると、人間の「情報を符号化する能力」に負担がかかることが明らかになっているという。
運転しながら誰かが話しているのを聞いているドライバーの、脳のMRIを撮ったところ、注意力が37%も低下していることがわかったそうだ。(現代ビジネス/堀田秀吾)より
知り合いの事務所を訪問すると、事務所に音楽やラジオが流れていることがある。
これは、デザインや設計など、クリエイティブ系の事務所に多い。
BGMや音楽(曲目にもよるが)は短時間なら、単調な単純作業には効果があり、リラックスさせ、モチベーションを高める効用はある。
しかし、集中力を阻害するという点で、創造力を発揮しなければいけない仕事には不向きだ。
どんな音楽をかけても、考える仕事では、生産性はあがらなかったという。
人間の脳は基本的にマルチタスクが苦手だ。
聞くときには、相手の話を最後まで「聞き切る」こと…。
「人は2つのことを効率よくできない」という言葉を胸に刻みたい。
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