AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

風に任せ、縁に任せて生きる 人の心に灯をともす 1177より

2013年02月23日 | 
一円さん♪の愛読しているメールマガジンよりお福分けさせていただきます…(^人^)

写真は…一円さん♪が頂きました(いつもいただいてばかり…m(__)m〓〓〓)お心優しい温かい投げかけをされている方がこの世の中に…身近に…目の前にいるんだよ~~~の『銀座コージーコーナーさん♪のマドレーヌ』です♪…(^人^)☆感謝☆

『さくら』が記事のお話とシンクロしています☆O(≧∇≦)o♪

ありがとうございます…m(__)m☆☆☆



【風に任せ、縁に任せて生きる】№1177


竹村牧男氏の心に響く言葉より…


今日、良寛を慕(した)う人々は、とても多い。

良寛のその清純な、しかも自由にして滞ることのない心の根本には、無一物(むいちもつ)の境涯があるのだろうと思われる。


古来、禅の世界では、「本来無一物」と示してきた。

あるいはまた、「無一物中 無尽蔵(むじんぞう) 花有(あ)り 月有り 楼台(ろうだい)有り」とも言われる。

自分の持ち物というものがなければ、すべてが自分だ、というわけである。


良寛は、物だけでなく、地位も名誉も、そもそも自分自身をも、自分の持ち物にはしなかった。

物であれ心であれ、執着することをまったく捨てはて、手放していたのである。


では、なぜ良寛があれほど見事に無一物に徹し得たのかといえば、その背景に若き日の厳しく徹底した禅の修業があったからであろう。

その修行は、我々の想像を絶するほどに苦難を極めたものであったと思われる。

十数年の修行ののちには、日本中を行脚(あんぎゃ)して、諸国の禅匠を訪ね、問答を重ねてさらに心境を練った。

あの、温和・無垢の境地は、その禅修業のはての世界だったのである。


托鉢(たくはつ)をして食べ物を得、草庵に住む暮らしは、物質的にはとても貧しい。

しかし、生きていくために最低限の米と薪さえあればそれで十分だと良寛は言う。


「任運騰騰(にんうんとうとう)」という禅の言葉がある。

「任運」とは、風に任せ、縁に任せて生きるという意味で、自我を捨て去りあるがままを受け入れて生きる、ということ。

「騰騰」とは、何ものにもとらわれず自由に意気高く生きることだ。


禅の師匠である国仙和尚は、良寛をこう評した。

「良寛はまるで愚(ぐ)のようだが、その悟りはいよいよひろやかである。

任運騰騰と生きるその境涯を誰がのぞき得よう」

『いま、生きる良寛の言葉』青春出版社



良寛禅師の辞世の句と言われている歌が三つある。


「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」

「散(ちる)桜 残る桜も 散る桜」

「形見(かたみ)とて 何(なに)残すらむ 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉(ば)」


我(が)がある人は、風に任せ、縁に任せて、飄々(ひょうひょう)と生きることはできない。

我とは、人からよく見られたいとか、自分さえよければいいという、自己中心的なエゴのこと。


物欲、色欲、金銭欲、名誉欲という我欲のうずまく現代。

任運騰騰と生きた良寛禅師の生き方は魅力的だ。





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2 コメント

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うたしやきの窯元です~♪ (なおこ)
2013-02-23 15:49:54
うたしやきの窯元です~

アトリエ一円さん

一円さん

人の心に灯をともすさん

イネさん

言霊ひかりさん

うたしな皆さん

いつもありがとうございます

今日の役に立つ話

三不忘

貧しかったときのことを 


忘れるな


苦しかったときのことを


忘れるな



嬉しかったときのことを



忘れるな



鈍刀を磨く

鈍刀(どんとう)をいくら磨いても

無駄なことだというが

何もそんなことばに

耳を借すことはない

せっせと磨くのだ

刀はひからないかもしれないが

磨く本人が変わってくる

つまり刀がすまぬと言いながら

磨く本人を 光るものにしてくれるのだ

そこが甚深微妙(じんじんみみょう)の世界だ

だから せっせと磨くのだ


出典 詩集 自分の道をまっすぐゆこう 坂村 真民先生

誰かの心に琴線に触れましたら幸いです

今日のちょっとほっこりな話

昨日、中学生に頂いたお花

今日、植えました

青いお花が咲くんだそうです

ありがとう

では、鈍刀磨きがまだ残っているのでこの変で

うたしな皆さん

ありがとうございます

失礼します
返信する
^^ (いねさん^^)
2013-02-23 22:46:15
青い花 かぁ~~~


うたし焼き窯元 さん~


楽しみですねぇ


°・:,。★\( ´_ゝ`)♪ありがとう♪(´ι _` )/★,。・:・°
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