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国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

納得できるか!

2025-01-11 | 日記
近頃マスメディアにクレームを付けてばっかしのように思うので自粛する気になっていたのですが・・・・・全国紙にしてはあまりにもお粗末だと思ったので採り上げます。(下画像ですが、当初はこれまでと同じく有料デジタル版へのリンクで済ませるつもりでした。が、この通り答えの直前で切られていたため仕方なく。)

もし私が現実に上の会話を耳にしたら「お前らアホか」と言うはずです。探してみたら他にもここここなどで同様の記述が見つかり呆れました。たしかにEU加盟国は27もあるため、こちらの二つ目の積み上げグラフのようにひとまとめにして表示するのはアリでしょう。しかしながら、それをこちらのように「国別コーヒー消費量ランキング」として示すのはデータの曲解もしくは改竄というものです。で、その引用元らしき「全日本コーヒー協会」のサイトを訪れてみました。「なんちゅうことをしてくれるんや!」と憤りつつ。

そうしたらこのページの5番目に世界のコーヒー消費量(2023年)が出ており、日本はUSA、ブラジル、ドイツに続く第4位でした。私が考えるに、おそらくこの協会は2022年以前はEUを一つの国として消費量1位に置いていたのでしょう。(諸国連合を個別の国と同列に扱うのは整合性に欠けると気付いて改めた。)それが伝言ゲームのごとく広まり、以後も改められることなく現在に至るという訳です。「日本は世界第4位の消費国」といった記述自体は間違っていないものの、それは「たまたま」(EUが抜けた代わりにドイツが入ったから)に過ぎません。

ここで上の画像に戻ると、件の記事が際立って情けないのは、コーヒー消費量の順位と人口のそれを対比させていることです。日本の消費量が人口の割に多いのをアピールするという意図は理解しますが、執筆時に「EUが1位の国って?」と違和感を覚えられないようではプロの物書きとして(以下略)。ちなみにEUの総人口は4億を超え、USA(インド、中国に次ぐ第3位)を上回ります。というか、こんなのを認めたらASEAN(7億弱)とかアフリカ連合(約14億)も割り込んできてランキングがグチャグチャになってしまうのは必至。何でそんな簡単なことに思いが至らないのか!
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