刺噛食?
2022-09-05 | 日記
毎朝出勤する前に畑の野菜を見に行って必要なら(ズッキーニの花 (雄花) はほぼ毎日)収穫します。その時には必ずといっていいほどヤブ蚊(正式な種名はヒトスジシマカ)にやられます。
ここで動詞をぼかしたのは今朝読んだ天声人語ゆえ。「蚊にか(噛)まれる」という言い方をしない地方の読者からの指摘で始まっていました。おそらく標準語的にも「蚊にさ(刺)される」なのでしょうが・・・・・
かつて関西ローカルのテレビ番組で出演者が「蚊に噛まれる」が通じなかった、あるいはそう言ったら笑われたと嘆いているのを観たことがありました。そこで調べてみたらこうでした。なるほど、「噛まれる」が使われるのは西日本がほとんどで、近畿6府県でも2/3はそれが主流。ただし滋賀県は「食われる」の方が多そうで、父がずっと使っているのもそっちです。とくに当地(湖北)は関西圏より北陸や中部に近いことと関係しているのかもしれません。何にしても「噛まれる」や「食われる」は方言だから決してそのまま受け取らないように、とLindaには釘を刺しています。巨大な肉食の蚊など世界のどこにも存在しませんから(笑)。
以下はこの記事を書こうと思い立った切っ掛けについて。たしか先々週土曜の日本語教室でのことでした。ある先生が初めて来たブラジル人の若者(読み書きは怪しいものの会話はまずまず)に向かって「リオの有名なカーニバル」などと言われた時に「ボクはその言葉を聞くたびにドキッとするよ」という意外とも取れる返事が。しかし、それを聞いていた私にはピーンと来ました。
今年1月の日記ではハッキリ書きませんでしたが、リンク先画像右の「ブエノスアイレス食堂」には小さい字で "Manual Del Caníbal" という原題もしっかり印刷されています。忠実に和訳するとこうです↓
なので、そのブラジル人も「有名な人食い」(あるいは共食い)を想像してビビったのでしょうね。(厳密には "i" にアクセントが振られているので「カニーバル」ですが。)そういう訳で南米出身者に「カーニバル」(英語の "carnival" のカタカナ読み)は禁句。少しでも "carnaval" の原語発音に近い「カルナバル」(スペイン語)もしくは「カルナヴァウ」(ブラジルのポルトガル語)と言うようにしましょう。
ここで動詞をぼかしたのは今朝読んだ天声人語ゆえ。「蚊にか(噛)まれる」という言い方をしない地方の読者からの指摘で始まっていました。おそらく標準語的にも「蚊にさ(刺)される」なのでしょうが・・・・・
かつて関西ローカルのテレビ番組で出演者が「蚊に噛まれる」が通じなかった、あるいはそう言ったら笑われたと嘆いているのを観たことがありました。そこで調べてみたらこうでした。なるほど、「噛まれる」が使われるのは西日本がほとんどで、近畿6府県でも2/3はそれが主流。ただし滋賀県は「食われる」の方が多そうで、父がずっと使っているのもそっちです。とくに当地(湖北)は関西圏より北陸や中部に近いことと関係しているのかもしれません。何にしても「噛まれる」や「食われる」は方言だから決してそのまま受け取らないように、とLindaには釘を刺しています。巨大な肉食の蚊など世界のどこにも存在しませんから(笑)。
以下はこの記事を書こうと思い立った切っ掛けについて。たしか先々週土曜の日本語教室でのことでした。ある先生が初めて来たブラジル人の若者(読み書きは怪しいものの会話はまずまず)に向かって「リオの有名なカーニバル」などと言われた時に「ボクはその言葉を聞くたびにドキッとするよ」という意外とも取れる返事が。しかし、それを聞いていた私にはピーンと来ました。
今年1月の日記ではハッキリ書きませんでしたが、リンク先画像右の「ブエノスアイレス食堂」には小さい字で "Manual Del Caníbal" という原題もしっかり印刷されています。忠実に和訳するとこうです↓
なので、そのブラジル人も「有名な人食い」(あるいは共食い)を想像してビビったのでしょうね。(厳密には "i" にアクセントが振られているので「カニーバル」ですが。)そういう訳で南米出身者に「カーニバル」(英語の "carnival" のカタカナ読み)は禁句。少しでも "carnaval" の原語発音に近い「カルナバル」(スペイン語)もしくは「カルナヴァウ」(ブラジルのポルトガル語)と言うようにしましょう。
家の畑の夏野菜はピーマンとミニトマトを除いて撤去。先週日曜と昨日に秋冬野菜の播種および定植を行いました。
こちらは反対側の写真。先月末の日記では両サイドのカボチャにテリトリーを犯されてほとんど見えなくなっていましたが、カボチャの蔓を移動または切断して十分に日光を受けられるようにしました。実のところ私はサツマイモがそんなに好きではありません。子供の頃に時々おやつで出されたふかし芋(蒸し器で加熱したもの)はブヨブヨで全然美味しくなかったので。毎年苗を買ってくる父にしたところで食糧難の時代を思い出すと言っているように(同世代の人には少なくないようですが)必ずしも好物ではないみたいで、どちらかといえば蔓(正確には葉柄)の煮物を食べるために植えているようなところがありました。それなら私も喜んで食べます。ということで芋の方は副産物扱い。Lindaが作ってくれるスイートポテト(外国人には意味不明)にしたところで、そんなにたくさん食べられるものでもないし、天ぷらはまあまあ好きでも揚げ物は油の処理など後片付けが大変なので、その機会は多くありません。そんな訳で、そのまま放置して芋の収穫が少なくても全然困らないと思っていたのですが・・・・・
事情が変わりました。こちらの終わりに書いた新潮社のPR誌「波」の定期購読(注)を昨年始めたのですが、最新号の袋に入っていた通販カタログ中の商品に惹かれたからです。(注:最新号に料金改定のお知らせが載っていました。1年1000円が1200円、3年2500円が3000円になるとのこと。まあしゃーないですね。それでも十分安いと思っているので更新はすると思います。)それがこれ。(ちなみにそのカタログでの販売価格は11000円ほどで送料も別にかかります。捜してみたらデジタル版がありました。)自分ではまず買いませんが、たまにもらって食べる石焼き芋はやはり美味しいですし、この日のようにボリビアでアサード(焼肉)の添え物として出されたものを思い出すと今でも涎が出ます。そういえば中華鍋に小石を並べてその上に芋を置き、蓋をして数十分間加熱するという方法(裏技)がテレビで紹介されていたので試してみたことも。それなりの焼き芋はできましたが、どう見ても熱効率が悪そうでガス代もバカにならない。ということで数回やって終わり。それが芋を入れてスイッチポンで済むのなら絶対に買いです。
当然ながらより安価なアマゾンからの購入を考えるところですが、今回も(先日の古本と同じく)楽天市場をチェック。訳あり品(箱が潰れただけの新品)が送料&消費税込み6100円で売られているのを見つけたので、お気に入りに登録しました。ただし販売開始はスーパーセール開始と同時ということで昨晩20時から。そして私は例のポイント5倍デーに(つまり今日)注文するつもりでした。
ところが昨晩(セール開始直後に)トップページを訪れてみたら上のお知らせが。これはもういけません。
慌てて購入しようとしたものの既に手遅れ。新品を4170円で買うチャンス(約200ポイントも)に逃げられました。
スゴスゴとアマゾンに戻って定価で買うのも癪(負け犬みたい)なので、今度はヤフオクで検索し、新品に近いこれを即決落札。週末限定の200円引きクーポンがあったので支払額は4300円。先述の価格よりちょっと高いだけで済んだので、まあ良しとします。
次の投稿も畑の話から始めますかね。
お墨付き
2022-09-05 | 日記
昨日の夕食中に後方から撮影。
おかずはゴーヤチャンプルーでした。(豚のスライス肉でも良かったのですが、より本場に近づけるため業務スーパーに行って買ってきたポークランチョンミートを投入しました。)作ったのは本当に久しぶりです。何年か前には夏に時々出していたのですが、元からゴーヤが苦手だった父はもとよりLindaにも著しく不評。(ボリビアにはない野菜とのこと。日系人居住地、とくにオキナワ移住地では絶対栽培されているでしょうけど。)それで自粛していました。
実は先週叔父から4本もらったのですが、「折角のいただき物を食べないのは勿体ない」と言って説き伏せました。まず昼に1本を煮浸しにして食べてみたのですが、懸念材料の苦味は予想していたよりずっと控え目。(そういう品種なのでしょうか?)それゆえ二人とも抵抗なく口に運んでいました。食後Lindaに「来年うちの畑で作ってもいい?」と伺いを立て、ゴーサインをもらいました。
次も畑の話です。
翌々日追記
上は昼休みにSkypeで話した後のやりとり。ゴーヤチャンプルーは多めに作り、残った半分は私の昨日の弁当のおかずになり、もう半分はLindaが食べましたが、それがよほど美味しかったのか、お礼のメッセージが並んでいます。それにしても "mezcla con nato" は・・・・・おそらく納豆のことでしょうが、それを混ぜるというのは日本人には思い浮かびそうにないアイデアですね。次は私もやってみます。