これからの時代、望まれる事は、何を学んで来たかではなく、これから先、何が出来るかだ。
そして、問われるのは、コアコンピテンシーだ。
未知なる問題を、既習事項をもとに解決する力が求められる時代になってきたと言える。
そうした能力は、東大入試で言えば、有機化学の問題の解法において問われる。官能基によってある程度の化学的性質が決まってくるという知識は化合物の特定に役立つ。未知なる化合物も既知なる知識で解決出来るか。そうした能力の事をコアコンピテンシーと言うのであった。
時代は、ピサ型学力を備えた人材を求め始めているのだ。
そうした学力を備えた人間が期待されるのが、21世紀の知識基盤型社会である。
学校教育での教育の質が問われ始めている。