東京出版による数学1.A.2.B.3対応の「一対一対応シリーズ」は大学入試においては定番の参考書と言って良い。
各単元の標準的な解法、手筋が要領良くまとめられている。
その学習の仕方を紹介。
なお、事前に青チャートその他の参考書にてある程度の学習を済ませてあることを前提とする。
一対一対応シリーズを以下、一対一と略記する。
一対一の問題を読み、解法が直ぐに思い付くならば、そのまま最後まで解ききり、次の問題に進む。
直ぐに思い付かず、解けないと判断したら、解法理解に努める。理解できたら、問題下の類題を解く。参考書で更に類題を見つけて、数題解いて見る。
その上で、一対一の次の問題に進む。以上を繰り返し、一冊の一対一を仕上げること。
目標はあくまでも、標準的な解法、手筋を身につけることだ。
なお、参考書が青チャートならば、チャートマーク3つ、4つレベルが一対一の標準的なレベルと考えて良い。
基礎に不安のある人は、チャートマーク、1つ2つを一通り仕上げた上でないと、一対一は難しい。
ある程度、基礎力のある人は、一対一対応シリーズの1冊は3週間で完成出来る。全6冊では、18週。
5カ月の時間が必要となる。
学校の学習に合わせて、理系ならば
スタンダード受験編数学1A2Bと同時に対応する一対一を学習し、
オリジナルスタンダード数学3と同時に対応する一対一を学習すること。
これが一番効率が良い。
そして、苦手な分野は青チャートで補強すること。
更に、センター試験には必勝マニュアルシリーズが有効であることを申し添える。