羽生結弦選手、順調な回復。4回転ジャンプを難なくこなす。見えてきた、金メダル。

時差ボケと早朝の時間での試合。ネイサンチェン選手達が調子を狂わし、転倒する場面が多く見られる今大会。北米でのテレビ放映の。プライムタイムに合わせて、スケートの試合は現地の早朝に設定されている。ネイサンチェン選手としては、故国の聴衆の都合のために、リズムを崩された形だ。
ライバルが調子を崩す中、羽生結弦選手は冷静に回復を待った。焦らず騒がず、この平昌オリンピックに照準を合わせてきた。落ち着いて滑れば、何も怖くない。自分の目指すスケーティングができることが、結果に繋がる。その事を羽生結弦選手自身が良く理解している。
調子を上げている宇野昌磨選手が最大のライバルとなった今、雌雄を決する戦いの火蓋は16日に切られる。