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小島教育研究所

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伝説の会社「アスキー」の伝説。マイクロソフト日本法人立ち上げの頃。

2012-10-12 | コンピュータよもやま話
 パソコンの草創期から業界をリードしてきたパソコン総合誌「アスキー」
一時期、マイクロソフトの極東代理店として、アスキーはマイクロソフトBASIC、MS-DOSの販売権を持っていた。BASIC,DOS,WINDOWSとMSの歩みは、常にアスキーと共にあった。
事実、和彦君はアスキーの副社長でありながら、マイクロソフトの副社長も兼務した時期があった。マイクロソフトがアスキーと袂を分かち、自前の日本法人を立ち上げたとき、社長以下10名は全員アスキーの社員だった。初代社長となったのは、古川氏だっや。記憶に間違いがなければ、NECのパソコンのキーボードにテンキーを付けさせたのは、若き日の古川氏だった。(これは、世界初のことだった。)

よちよち歩きのマイクロソフトの日本法人。営業部長も若かった。当時、私はMSの製品で教室展開を考えていた。ソフトにプロテクトがかかっていると、FD(フロッピーfディスク)がいかれた場合、修理に手間取り、ロスが大きい。出来ればプロテクトを外して欲しい。そんな要望をMS日本法人に伝えた。本国のこともあり即答は得られなかった。しかし、対応は意外と早く、2週間後にはOKが出た。「本国からOKがでました。またパイロットモデルとして、PC本体分のマルチプランの使用許可を無償で提供しましょか。」といった思わぬオファーもいただいた。「ゲーツ君に宜しくお伝えください。」「分かりました。」MS日本法人がビジネス・パートナーとして認めてくれたことがとてもうれしかった。今の若い方には、ぴんと来ないと思いますが、マイクロソフト・エクセルのご先祖様に当たるソフトが、マルチプランという表計算ソフトです。
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