ソチ五輪、女子モーグル決勝の上村選手のすべりは圧巻だった。スピード、安定性、業のどれをとっても文句のつけようがないすべりだった。金メダルを確信した。ところが、最後の走者(アメリカ)のよれよれの滑りより、評価が低い!?そうお思ったのは、海外もメディアの方々も同じ反応で「エー!!あの滑りで銅メダル?」
上村選手の「すべてをやりきった。」滑走は賞賛に値します。会場のだれもが、そしてテレビのすべての視聴者は、ヨーロッパ、北米のアジアに対する、「人種差別」を一様に感じたことだろう。人種を超えた祭典たるオリンピックの場で、このような前近代的なことがまかり通っている事実に、唖然とした、ソチ五輪モーグ女子決勝だった。後味の悪さを残した、史上最悪のレースだった。上村さんのすがすがしさが唯一の救いだった。
「愛ちゃん」お疲れ様でした。君が真の金メダリストだと、世界の人々は認めたよ。