まもなく、一学期も終盤を迎えます。日頃の学習成果が問われる時期です。この一学期を振り返って見ましょう。
自分の満足の行く学習成果は得られましたか?不得意科目はないですか?
毎日の学習が大切です。そして、新たに学ぶ知識、概念をしっかり理解して、記憶にとどめる必要があります。
どの科目もその科目特有なコツが必ずあります。
化学なら、「モル数の概念」が第一に大事です。あなたは、大丈夫ですか。筆者も高校生のとき担当の先生が「モル数は大切だ、重要だ」と言い聞かせられていました。しかし、実際に「モル数」の威力を知りはじめたのは、「凝固点効果」とか「沸点上昇」の化学計算を習い始めのころであったと記憶しています。そして、有機化学を習い始めて、「組成式、分子式、構造式」を習い始めたころから、本格的に「モス数」の大切さ、威力に感心し始めました。
古文なら、重要古語をしっかりマスターしよう。また文語文法を良く理解しよう。
「ゆかし」はとても重要な古語です。基本的には「興味、関心がその方向に向かうこと」を、「ゆかし」(行かし)と古(いにしえ)の人は言ったのです。したがって、現代語訳としては、文脈のなかで①見たい、②聞きたい、③知りたい、④行きたいといった意味になります。
一方、それほどメジャーでない古語で「ない」(名詞)ってご存知でしょうか。
「ないおこりて・・・・」現代語訳は「地震が起こって・・・・・」といった意味です。
最重要古語は、35個くらいでしょうか。まずはそこを固めることからはじめましょう。
では、また。