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小島教育研究所

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あしなが支援の高校生、3割が自分の携帯でオンライン授業

2020-12-14 | 武漢発パンデミックからの脱却

 病気などで親を亡くしたひとり親などの子どもを支援する一般財団法人「あしなが育英会」から奨学金を受ける高校生の3割が、オンライン授業で使う端末は自分の携帯電話だったことが同会の調査で分かった。コロナ禍に伴う学校休業でオンライン化が進む中、通信環境の整備や落ち着いた学習環境の確保に悩む実態が浮かび上がった。勉強で分からない部分の質問ができないなどの声も上がった。
 調査は、10月から11月にかけて同会が支援している奨学生全員を対象にインターネット経由で行った。1674人の高校生から回答を得た。その結果は11月30日に発表した。
 授業がオンライン化したかどうかを尋ねたところ、「はい」は43・2%だった。38・4%は、オンライン化した後、調査時点では、すべて対面授業だとしている。残りは、オンライン授業を継続していた。
 オンライン授業で使用している端末は、貸与のパソコンを1・6%が挙げ、貸与のタブレットは4・0%が挙げた。
 オンライン授業になって困ったことを複数回答で尋ねたところ、「分からないことを質問しにくい」が19・2%で最も多かった。
 以下、「落ち着いて勉強できる空間の確保」(15・0%)、「Wi―Fiなどの通信環境」(12・2%)が続いた。
 ある進学を希望する高校生は、「勉強で分からないところを先生に質問したかった。授業も遅れてつらかった。強く進学を希望しているが、金銭面で母に申し訳ない気持ちでいっぱい」と答えた。

日本教育新聞より

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