今回は、物理に限定して、話をすすめます。
色々な分野があるけれど、やはり中心は力学になります。
(物体の運動方程式をたてそれを解くことが出来ればよいわけです。)
基本的には、物体にかかる力をすべてあつめて、その釣り合いを説明する式を正確にたてることです。そこが第一ステップです。ついで、それを解くことが第二ステップです。見ていますと、この第一ステップで失敗をする生徒が結構多いように思います。
運動方程式を解くことは、微分方程式を解くことになります。このあたりの数学的な力がある人は、物理でハイスコアをあげることが出来ます。(数学ができることが力になります。)
力学が出来れば、原子核物理は容易に解けます。
(電気、電子の運動方程式は即、力学の問題です。)
学習した割りに、得点が伸びない人は、『橋元の物理の大原則』(学研)が分かりやすい説明を、入試の頻出問題を中心に解説してあり、得点力を飛躍的にアップさせてくれます。(是非一読を)
数研の「物理重要問題集」は定番。さらに実力を付けたい人には、ニュートンプレスの「難系物理」をおすすめします。かなりハードです。
さらに、廃版となっていて、復刻された渡辺先生の「親切な物理」はいまでも十分に使用できます。実を言えば、現代のカリキュラムjに合致していないのが難点ですが、未だに「親切な物理」を越える参考書は出ていません。橋元の物理の大原則はその代替なのです。
(ハッシー先生ごめんなさい。言い過ぎました。)