理科、社会を事前登録制にすることはOKです。しかし、科目と科目の間に10分しかないと、時間内に回収、点検が終わらないことや、次の時間の説明に食い込んでしまい、混乱するだろうなーと心配していましたが、案の定、不手際が発生しました。ちょっとした、システムの変更が、思わぬ混乱を引き起こすものです。どちらかと言うの、机上での計画で、実務家の意見を聞かなかったことがすべての根源ですね。
次は、問題について、数学1Aは無難な問題であるが、図形が後半やや煩雑な印象である。確率は最近のセンター試験の傾向を踏襲する、素直な問題でした。受験生がおそらく面食らったのは、数学2Bの「数列の漸化式」と「空間ベクトル」ではないでしょうか。多くの受験生が選択する数列、ベクトルは問題のレベルが上がったことで、選抜性が多少高くなったと言えます。レベルを上げかつ量も増やすタイプの「時間攻め」でした。今後の対策としてはやはり、「数列、ベクトルはセンター試験と思わず、地方国立大学の2次試験並みレベルと考え」、地方国立大の二次試験の問題に習熟しておくことが、なにより大切です。
センター試験の結果を踏まえ、二次試験の対策を、早速始めよう。
「若者は、常に前進あるのみ。」