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をとこもすなる

日記というものを・・・。
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明るく、楽しく、しみじみと。

2010年09月30日 | Weblog
29日 水曜日。
7月に亡くなった叔母の散骨の為に東京湾クルーズ。
  
 
お昼の12時に晴海の朝潮桟橋を出航したクルーザー。
レインボーブリッジをくぐり抜け東京湾に出て行きます。
昨日までの雨が嘘のような秋らしい青空。風も波も穏やかで絶好のクルージング日和です。
 
海への散骨は叔母が生前から希望していたもので、散骨を執り行う会社も自分で探していました。
親子ほどの年の離れた旦那さんと家庭を持ち老後の介護をして見届けて。子供もいなかったのでお墓にはいるよりは旦那さんのお骨といっしょの散骨を願ったのでしょうね。

ごくごく身内の式で参加したのは6名。うちの両親と僕、弟夫婦ともう一人の叔母。うちの嫁さんはめちゃくちゃ船に弱く“船酔い&リバース”は必至なので散骨はパス。子ども達は・・・学校でした。
わずか6人なのにチャーターした船は最大定員50人、パーティークルージングなら25人までOKというけっこう大きめのクルーザー。
 
弟の8mmフィッシュアイレンズで。海のような広い場所には超広角レンズがおもしろいですね。
 
途中、海上保安庁の巡視船とすれ違ったり 羽田空港を飛び立った飛行機が頭上を飛んでいったり。
 
これが今ニュースになっている勝手に中国が掘削しはじめた海底油田・・・ではなく”東京灯標”。羽田沖にある海上灯台で東京湾の入り口を示すそうです。
この辺りが散骨ポイントで船を止め散骨セレモニーを行います。
 
花びらを散らし、お骨をまきます。お骨といってもあらかじめ加工してあり完全なパウダー状。風の強い日は舞い上がってしまうのでそのまま海に沈めることもあるそうですが、本日は風もほとんどなく無事にまくことができました。
その後 船上から花束を投げ散骨ポイントを3周して帰途へ。
 
 
帰りは観光クルーズのように東京海洋大学の練習船“海洋丸”や世界一周の外国船を見たり、お台場沖では飛んでいるユリカモメに餌をやったり。出発した朝潮桟橋まで2時間半のクルージングでした。

海という場所のせいなのかなぁ?それとも亡くなってから2ヶ月という時間がそうさせたのか?湿っぽさとは無縁の明るく、楽しく、でもしみじみとした散骨式でした。
飛行機や船を見ればはしゃいだり、潮風を浴びながらクルージングを楽しんだり。でも なんだか叔母の楽しそうな、うれしそうな笑顔もちらちらと波間に見えたような気がして、きっといい供養になったと思います。

あとは叔母が借りていた部屋を片づければ、ひと段落・・・と思ったら10月中旬から父親がまた入院だって。まだまだせわしない日が続くなぁ。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ゆらら)
2010-10-07 11:48:12
散骨は噂に聞いていましたが、実際にされたのを見聞するのは初めて。

>明るく、楽しく、しみじみと
いいですね。
慌ただしく見送るのではなく、明るくしみじみと送るのって。

きっと叔母様まもよろこんでいらっしゃったでしょうね^^。

あら、今度はお父様?お大事に。
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Unknown (デン助)
2010-10-08 21:31:19
>ゆららさん。
確かに僕の周りでも聞いたことはなかったんですよ。
叔母が住んでいたのは辰巳の都営住宅で高齢者の世帯が多い環境。すると周りでも散骨するという話が多かったようです。
叔母も団地内の友人からそんな話を聞いて「私もそれがいいなぁ」とその友人から会社を教えてもらったようです。

本人の希望にそえたし、広い海で僕らも気持ちよく送ることができました。

父親の入院ですが、白内障の手術なのでそれほど心配はないんですけどねぇ。眼科クリニックだと日帰り手術もあるようですが、総合病院なので2泊3日になるそうです。
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